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2018年2月16日 (金)

【成年コミック】 玉皮竿太郎 『ぱーふぇくとばきゅーむ』(800Lies COMICS)2018/02/29

ぱーふぇくとばきゅーむ

ぱーふぇくとばきゅーむ

玉皮竿太郎

ヤオライズ出版  2018-02-29
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著者2冊目の単行本。2016年から2018年にかけての作品が収録されています。

「ぱーふぇくとばきゅーむ」 冒頭部カラーの表題作。エロいことに興味津々な女子高生須田ちゃんが、幼なじみの諏訪夫くんの寝こみを襲ってしまいます。妄想をこじらせた上に、クラスメイトから渡されたファッション誌の過激なセックス特集をお手本にした須田ちゃんの強烈なバキュームフェラが炸裂。夢精と勘違いして目を覚ますも朦朧とする諏訪夫くんを夢だと騙してそのまま騎乗位。そんなに激しくしたら完全に目を覚ますのでは?というくらいの騎乗位と、強烈なバキューム力のお口による乳首責めがエロい。あと、ファッション誌のセックス特集のレム睡眠フェラとかいう造語力……!

「お口びんかん物語」 まさに玉皮先生の真骨頂ともいうべき口淫モノ。新任教師の得川先生(危ない!)は担任となったクラスの学級崩壊に直面。しかし問題児たちをそのフェラテクとばいんばいんボディで籠絡していき、ついに学級崩壊の首謀者を突き止めます。直接対決に臨む先生ですが、予想外の巨大なイチモツに苦戦気味。大ピンチに助けに来たのは今まで籠絡してきた問題児たちと、生徒指導とは関係なく趣味で百合百合してた女生徒たち。こうしてクラス大乱交で絆が深まるのでした……

「ギガメス」 高身長マッチョで硬派な鬼島さんは実はムッツリスケベ。男子の下半身に興味津々ですが、奥手なのと男子から避けられがちなのもあって悶々とする日々。ある日我慢できなくなって幼馴染の桃くんを襲い、逆駅弁や騎乗位などぐいぐいハードな体位で攻めていきます。ところが桃くんの告白で乙女スイッチが入り、正常位で嬉し恥ずかし大絶頂。身長差カップルいいですよねえ。

「女子校生るい16歳」 非モテのアラサーるいさんは、ネットで年齢を偽り16歳の女子高校生コスプレイヤーとして取り巻きを作るという安直な方法を取ってしまいます。初めて迎えた撮影会を無事終えようとした矢先、しょうもないことから正体がバレてしまい取り巻きたちの怒りを買うことに。蹂躙されるるいさんですが、はからずも自分が望んでいた状況になったことに気づき、次第にオタサーの姫として開花していくのでした。

「とどねーちゃん」 なんかどっかで聞いたことある感じのタイトル……危ない! 亡くなった両親の代わりに弟を立派に育て上げた、姉のととり。弟が社会人になったのを期にすっかり気が抜けてしまったのか、親の残してくれた財産で食っちゃ寝生活をしだしてすっかりふくよか(自称)に。かつての凛とした姉に戻ってもらいたい弟はダイエットを促しますが、外に出たがりません。なんとか室内でできる運動をすることまでは了承させますが、その運動というのがエロマンガの定番ともいえるおセックス。最初はマグロだったねーちゃんもだんだん自分から腰を動かすようになっていきます。そういえば乗馬マシンってありましたね。

「せくしゃるえくすぷろーじょん」 AVで「男の潮吹き」を見て自分もやってみようとした男。好みのタイプの嬢を指名してプレイに臨んだところ、なんと元カノが。最初は萎え気味だったものの、付き合っていたころにはなかったあんなことやこんなことに、いつしか股間はマックスチャージ。元カノは元カノで付き合っていた頃の不平不満をプレイにぶつけてSっ気たっぷり。割れ鍋に綴じ蓋みたいな息の合ったプレイで掛け合いが楽しい。最後はタイトル通りの盛大な潮吹きフィニッシュ。

「逆レ黙示録」 地味なメガネっ娘がクラスのチャラ男の遊びで処女を失ってしまいます。ところが、そのチャラ男が休みがちになり理由も話そうとはしません。怪しんだチャラ男の仲間がメガネっ娘を問い質しに行くものの、これもまた休みがちに。異常事態に気づいた担任教師は地味っ子が鍵を握っていることに気がついて……ちょっと毛色の変わったホラー風味の作品。

「パクチー」 変な体臭の白地くん。パクチーとまであだ名され、女の子とお近づきになることすらままなりません。そんなある日、白地くんの臭いを気にしない小西さんと出会い、二人はつきあうことに。始めはからかわれているのではないかと半信半疑の白地くんも彼女に惹かれていきます。いよいよ初めてを迎えるという時、小西さんは自分の臭いのことを告白。実は小西さんも弱いながら白地くんと同じ体臭だったのです。ネガティブな理由からつきあい始めた小西さんでしたが、彼女もまた白地くんの人柄に惹かれていました。嫌だった「臭い」が唯一無二の絆である「匂い」になっていく過程が丁寧に描かれており、匂いや体液の交じり合う様や、陰部や脇など匂いの出る部分を愛撫するあたりも大変にエロい。

「あなたにも薄い本が作れます」 部員は部長と副部長のみという大学の零細漫画サークル。いつか正式な部活昇格をと意気込みますが実績も作品レベルも正式サークルの漫研とは天地の差。犬猿の仲である漫研部長に一泡吹かせたい部長は「作品にリアリティがないのはセックスを知らないからだ」という結論に達し、副部長と実録エロマンガを作成することに。ところが処女と童貞の二人はセックスの快感にハマってしまい、作品作りはどこへやら。そこへからかいにやってきた漫研部長がやってきて二人の行為を目撃してしまいます。逃げる間もなく茫然自失のまま、口封じと称してセックスに巻き込まれていきます。

「伊坂のおセックス」 世界中の性の営みを研究している伊坂夫妻。ところが新婚の二人はともに性経験がなく、おっかなびっくりの初夜を迎えます。様々なやりかたを試してみた二人がたどり着いた境地とは……初々しいイチャラブと研究者の暴走が絶妙に絡み合った連作シリーズの第一作。

「結構なお点前で……」 茶道華道と並ぶ乙女の嗜み性交道。(どっかで聞いたことあるフレーズ!)その家元の娘が性交道から離れて転校するも、転校先の廃校騒動を打開するため性交道チームを率いて全国大会に挑む……ってこれ本当に大丈夫ですか。大丈夫じゃない気がするんですけど!乙女たちの汗と涙と体液が混じり合った青春スポ根快作。個人的には頭も下の毛ももじゃもじゃの娘がかわいらしくてよかったです。

「ビンビン株式会社」 地方の零細企業「ビンビン株式会社」ことビンゴ宅送便。その従業員福山さんは無自覚エロスをふりまく上に、取引先のボンボンに粉かけられたりして深津社長は気が気でない感じ。すったもんだ(エロい意味ではない)の後、ようやく結ばれる二人。仕事終わり直後の蒸れ蒸れで汗の臭いムンムンな描写がまさにむせ返るようなエロス。つなぎの半脱がしもエロい。それから備後弁丸出しの福山さんかわいい。作中では某県って書いてあるけど、福山さんとか深津社長、モブキャラの小田さんも含めて全部備後地方の旧県名ですよねこれ。

「ドピュっとしての文化」 伊坂夫妻再び。いろんなおセックスをしすぎた二人はマンネリからか感度が弱まってしまい、精力増強の方法を探るため研究の旅に。世界各地で様々な性と愛の形を目の当たりにした二人は忘れていた大事なものを思い出し……ギャグ系のお話なのにちょっといい話になるのがエロくてずるい。

「性の不可能性について」 密室で起きた腹上死事件。解決の糸口がなく迷宮入りかと思われたところに現れた謎の全裸女探偵。果たして事件の真相とは……推理モノとしても辻褄があってるのが面白くて卑怯。

「妾は私ならずや」 まじないで間違って呼び出してしまった悪魔は自分と瓜二つの姿。ただひとつ違うのは股間のふたなり。魂を奪われず悪魔を還すにはセックスで屈服させるほかなく……彼我の境が曖昧になっていく不思議な感覚と、ふたなり・悪魔といった要素を巧みに使った変態プレイが大変にエロい。

「新しい赤ちゃん創造説」 少子化対策として、人工的な繁殖に頼らざるを得なくなった人類。ひとまず危機は脱したかに見えて数世代、なぜか人工繁殖もうまくいかなくなりはじめます。生命体としての活力が失われていったのはセックスを遠ざけたことにあるのではないかと考えた研究者のイサカ夫妻(『伊坂のおセックス』の伊坂夫妻の子孫かも?)は自らを実験台に、いにしえの子作りを蘇らせようとします。しかし、人類からセックスが失われて長く、限られた文献(21世紀のAVやエロ本)から着想を得る二人。試行錯誤の子作りは正解もわからぬまま暴走していき……

「あとがき」 お馴染みの名前ネタですが、今回は間違いでもボケでもなくちゃんと名前を正しく表記してあるファンレターが届いたとのこと。ただし親御さんからの「そのペンネームはどうだろう」という苦言だったそうで。

玉皮竿太郎と書いて「たまかわかんたろう」と読みます。「玉川」とか「さおたろう」とか間違われるネタを既刊のあとがきで書いておられましたが、どうやらもう諦めの境地とのこと。中の絵は表紙と同じイメージ。表紙買いで大丈夫です。タイトルに「ばきゅーむ」とついているように、バキュームフェラメインとなっています。ポップでキュートな絵柄の女の子たちがひょっとこ顔でフェラするギャップが実にエロい。元々フェラ描写には定評のあった著者ですが、本作では挿入シーンもパワーアップした感があります。どの作品もフェラorパイズリでまず一回、挿入中出しでもう一回、ものによってはそこからお掃除フェラで男の方に潮吹きさせるのもあったりで、一作品通して複数の使いどころがあるという感じ。おっぱいは小さいのから大きいのまで取り揃え、エロシーンでは得意のねちっこいフェラ描写ほか舌技を駆使した前戯から、ドロドロのぐっちょぐちょな挿入シーンへと雪崩れ込んで盛大に中出し。今やエロマンガではスタンダードの断面描写、著者得意のフェラ中の口内描写、唾液を筆頭にこれでもかと垂れ流される体液に、局部アップや大ゴマの効果的な使用など、実用度たっぷりの絵となっています。それにしてもおフェラ中のシーンの断面図は歯とか描かれててちょっと玉ヒュン。ああ、こういう危険行為をしてるんだな信頼感があってこそなんだなって思うと却ってエロいわけですけども。あと、喉の方まで入ってるのが見えるのもエロい。実際こうなるのかはわからないのですけど……マジックリアリズム!(違う)。作風としてはイチャラブ系や女の子が襲っちゃう系ばかりなので、楽しく読めると思います。個人的には新婚家庭のイチャラブが実に楽しい「伊坂のおセックス」の連作や「新しい赤ちゃん創造説」(これも伊坂シリーズかも)、純朴そうなメガネっ娘が実はセックスモンスターだった「逆レ黙示録」、お掃除フェラで潮吹かせちゃう「せくしゃるえくすぷろーじょん」あたりがお気に入りです。超おすすめ。

 

参考にしたもの(以下反転)

『完全な真空』 スタニスワフ・レムの以下の収録作

『完全な真空』 スタニスワフ・レム (Stanisław Lem: Doskonała próżnia)

『ロビンソン物語』 マルセル・コルスカ (Marcel Costat: Les Robinsonades)

『ギガメシュ』 パトリック・ハナハン (Patrick Hannahan: Gigamesh)

『性爆発』 サイモン・メリル (Simon Merril: Sexplosion)

『親衛隊少将ルイ十六世』 アルフレート・ツェラーマン (Alfred Zellermann: Gruppenführer Louis XVI)

『とどのつまりは何も無し』 ソランジュ・マリオ (Solange Marriot: Rien du tout, ou la conséquence)

『逆黙示録』 ヨアヒム・フェルセンゲルト (Joachim Fersebngeld: Perycalypsis)

『白痴』 ジャン・カルロ・スパランツァーニ (Gian Carlo Spallanzani: Idiota)

『あなたにも本が作れます』 (Do yourself a book)

『イサカのオデュッセウス』 クノ・ムラチェ (Kuno Mlatje: Odys z Itaki)

『てめえ』 レイモン・スーラ (Raymond Seurat: Toi)

『ビーイング株式会社』 アリスター・ウェインライト (Alistar Waynewright: Being Inc.)

『誤謬としての文化』 ヴィルヘルム・クロッパー (Wihelm Klopper: Die Kultur als Fehler)

『生の不可能性について/予知の不可能性について』 ツェザル・コウスカ (Cezar Kouska: De Impossibilitate Vitae; De Impossibilitate Prognoscendi)

『我は僕ならずや』 アーサー・ドブ (Arthur Dobb: Non serviam)

『新しい宇宙創造説』 アルフレッド・テスタ(Alfred Testa: Nowa Kosmogonia)

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