「はいからさんが通る」の注意書きと、息苦しさを覚える人の話
はいからさん巻末に載ってる読者への注意書きすごい。こういう注意書きってたまに見るけど、ここまでキッチリ書かれてるのは初めて見た pic.twitter.com/ChFfRYOh4G
— ヨネヤ@大逆転2クリア (@yone22222) 2017年12月5日
時代の移り変わりによって不適切となってしまう表現について、どう向き合っていくかということについて大変真摯な意見表明だなあと感心して、ますます映画版を見に行くのが楽しみになった次第。
「https://twitter.com/yone22222/status/938029841630162945」の検索結果
反応も概ね好意的なものが多かったのですが……
20171207追記 だんだん「クレームが多かったのか」「ここまでしないといけないのか」等々のツイートが増えています。表現上の考えの表明がそんなに嫌なんですかね。理解に苦しみます。
はー、ここまで卑屈に事前の言い訳をしないと怖くて本が出せない時代か…
暗黒時代やの… https://t.co/ABDJYDzvBR— jpngonzalez (@jpngonzalez) 2017年12月6日
こんなことまでわざわざ書かにゃならんとは、息苦しいことよなあ https://t.co/QF7DfcRog6
— たまお@アイコンはクリスマスモード (@bluefk) 2017年12月6日
ほんにめんどくさいご時世になってるがな ヽ(´ω`)ノ https://t.co/xZFo51426p
— 1000ZXL子 (@1000ZXL_ko) 2017年12月6日
自らの表現物に自らの責任においてどういうスタンスかを述べることが暗黒時代だの息苦しいだの、この人らのいう「明るい時代」「息のしやすさ」「楽なご時世」って何なんでしょうかね。どうせろくでもないと思いますけど。
20171207追記
「今の時代にやることではない」とかいって、したり顔して保毛尾田保毛男批判していたあの頃を知ってる年代の人はこれ見て反省しろ。 https://t.co/rez0VKNXHU
— いちごみるく (@aikaku2006) 2017年12月6日
これを読んでなぜ「保毛尾田保毛男批判者」の方に目が行くのか。反省すべきは、はいからさんが通る巻末ほどの考えも覚悟もなく、保毛尾田保毛男を2017年にホイホイ出しちゃう石橋貴明とフジテレビでしょうよ。
ポリコレクレーマーを黙らせるのにこれだけの「配慮」が要求されるわけですね https://t.co/aEeZy9xw05
— 白饅頭(光属性) (@terrakei07) 2017年12月7日
作品の理解を深めるための註釈を「ポリコレクレーマーを『黙らせる』」ための「『要求される』配慮」に貶めるクソ言説ですねえ。白饅頭はこういうところがダメなんですよ。
20171208追記
つまり、ホモオダホモオも70年代の人権意識をあえてそのまま出しました、と後書きに書いとけばよかったのね(?) / “ヨネヤ@大逆転2クリアさんのツイート: "はいからさん巻末に載ってる読者への注意書きすごい。こういう注意書きって…” https://t.co/ioLrToMEc2
— ホケスティ (@hokesty) 2017年12月7日
「つまり」とか言ってるくせに全然つまってないんだけど、物語上の必然として、70年台から見た大正時代を描いてるはいからさんが通ると、ただただ当時の性的マイノリティーへの視点そのままに2017年にも性的マイノリティーを嘲笑してる保毛尾田保毛男の何が「つまり」で結び付けられるというのか理解に苦しみますね。
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