« 大体全文のほうがさらにろくでもないという話 | トップページ | 艦これ 2017年夏イベント『西方再打通! 欧州救援作戦』 E4作戦概要 »

2017年8月30日 (水)

米なし寿司は刺身と同じであるかという話

以前糖質制限でシャリを残すという話題で嘲笑するのが盛り上がったときもそうなんですが、残す人には残す人なりの理由があって、もしかしたらそれは「刺盛りを頼めばいい」では代替できないのかもしれないわけです。別に嘲笑するようなもんでもないんですよ。

で、シャリ残しによって「刺盛りを頼む」ではなく「糖質制限でも食べられる寿司」のニーズが明らかになったから大根で食感も似せた代替寿司ができたわけなんですが、別に従来の寿司を愛好する人にコレを食えつってるわけじゃないんですよ。糖質制限の人がシャリを残さずに「寿司」を食べられるようにするためのものなんですよ。だから刺身では意味がないし、ターゲットじゃない層が「刺身じゃん」って嘲笑遊びする必要もないんですね。

お前んとこの刺身のツマは米に寄せた食感で味がついてんの?そんな刺身とツマ見たことないんだけど。

それから寿司は必ず酢飯じゃないと駄目なんてことはないんですよ。あずま寿司みたいにおから使うのだってあるわけですから。大根使った新しい寿司もバリエーションとして面白そうな気はしますね、私は。

それにしても店の側がいろいろ工夫してんのに、それを必要としてない層の客が文句垂れて食文化の可能性を狭めるの馬鹿馬鹿しいですね。それはお前向けではないというのを理解してほしい。ああいう文句垂れる層、多分早ずしができたくらいの時代だったら「米が熟れてできた酸味の代わりに酢を使うなんて駄目」とか言ってそう(偏見)

「刺身とツマ」と「寿司のシャリを大根に置き換えた」を理解できないならまだしも、それを日本人判定に使うとかちょっと常軌を逸してますね。日本すごい(悪い意味で)

こうなんですよね。馬鹿は食事の構成要素しか見てないから「食事の場」に想像が向かわないんです。馬鹿がいくら「刺身だ刺身だ」言ったところで、ニーズがなくなるわけでもないし、ニーズに答えようとする企業努力がなくなるわけでもない。

 

追記

ラーメンにも同じようなムーブメントが

ラーメンから「アレ」が消えた意外な理由とは?(山路力也) - Y!ニュース

|

« 大体全文のほうがさらにろくでもないという話 | トップページ | 艦これ 2017年夏イベント『西方再打通! 欧州救援作戦』 E4作戦概要 »

カワタカ技研日誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 米なし寿司は刺身と同じであるかという話:

« 大体全文のほうがさらにろくでもないという話 | トップページ | 艦これ 2017年夏イベント『西方再打通! 欧州救援作戦』 E4作戦概要 »