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2016年4月 3日 (日)

☆ 【成年コミック】 叙火 『八尺八話快樂巡り 異形怪奇譚』(ムーグコミックス)2016/01/28

アクセス数が多い未レビュー分からぼちぼち書いていこうと思います。あと「作品名 無料」で検索して来てもそういうのは当ブログにはないので、そういう検索ワードで来た人はちゃんとアフィリエイトから買ってくださいね!反省の意味も込めて自分用と布教用とか、複数冊な!

八尺八話快樂巡り 異形怪奇譚 (ムーグコミックス) 八尺八話快樂巡り 異形怪奇譚 (ムーグコミックス)
叙火

ジーウォーク  2016-01-28
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先品名読みは「はちしゃくはちわけらくめぐり」

人外・陵辱系の作風の作家さん。既刊はジーウォークより『悪意の匣』(2013年)『ヒトモエ委員会』(2014年)の2冊。成年コミック以外では児童向けを中心に挿絵のお仕事をされるなど幅広く活躍されています。本作は怪異・物の怪の類が中心の連作となっています。表題にもある「八尺様」を中心とした八話の怪異の結末とは……

 

第一話『八尺様』 山中でバイクが故障し、たまたま通りかかったタクシーを拾った若者。ドライバーの女性が長身だったことから、それにちなんだ怪談を語り始め……

ある少年A君は父方の祖父母の田舎へ遊びに行った折、家の塀より背の高い女性を見かけます。何の気なしに祖父母に話したところ、その大女の正体は「八尺様」という怪異。見た者は取り殺されるということで御札を張り巡らせた密室にA君を匿うことになりますが、八尺様の奸計によりA君は開けてはいけないと言われていた扉を開けてしまいます。恐怖におののくA君でしたが、八尺様の美しさに魅入られ貪るように体を求めます。果たしてA君の命運は……

第二話『ヤマノケ』 今度はドライバーが怖い話をし始め……

山中で道に迷ったカップル。下手に動きまわるよりはと車中泊することにしますが、眠りに入ったところで男性のほうが「テンソウメツ」と繰り返す怪しい化物に気づきます。やり過ごしたと思いきや化物は女性の体内に入り込み、女性は意識のあるまま体の自由が利かずに化物に陵辱されていきます。拒みながらも強烈な快感に自分を失っていく女性。男性が気づいた時には化物は胎内に入り込み心も体も乗っ取られてしまっていたのでした。

第三話『マネキン』 怖い話の応酬は続いていき……

転校してきた長い黒髪の美少女・妙子。彼女と仲良くなったクラスメイトの清水さんは、ある日妙子の家に遊びに行くことになります。女の子の部屋に似つかわしくないマネキンと、それを当たり前のように振る舞う妙子と母親に強烈な違和感を覚えます。トイレを借りた帰りにふと別室に目をやると、マネキンの腕で自慰をする妙子の母親が。さらには妙子の部屋にあったはずのマネキンが背後に。のぞき見を咎める妙子に口づけをされると、なぜだか体の自由が奪われ、マネキンの男と体を重ねさせられます。あまりにリアルな質感からマネキンが生きている人間だと気づく清水さん。それでも自らの意思では体を動かせず、イっても腰が動くのを止められません。絶頂を超えた絶頂の果てに体がどんどん固まっていき、自分も男のマネキンと同じ運命を辿るだと悟るのでした。

第四話『姦姦蛇螺』 ある少年は父親との不和から売り言葉に買い言葉で「本当に怖いものなど知らないくせに」と言われたことに反発し、カルト教団のアジトとも噂のある山中の立ち入り禁止区域に忍び込みます。封印を解いたところ現れたのは半人半蛇六臂の化け物。怖くないと強がる少年ですが、六本の腕に抱きすくめられ舌を這わされ慰められるうちに、その異形を美しく感じ始めます。胎内で精を搾り取られ魅入られてしまい、一旦救出されたにも拘らず、またその場所に戻ってしまいます。

第五話『シシノケ』 キャンプ場に遊びに行った女の子三人。管理人から道具も借りてアウトドアを楽しみますが、夜中にトイレに行った一人がいつまでも帰って来ず探すことに。山中で巨大な毛むくじゃらの何かを見た二人は管理人に助けを求めると、山に棲む『シシノケ』というモノとその由来を聞かされます。その話を聞き、なおさら焦る二人は聞こえてきた叫び声からようやく行方不明者を見つけますが、先ほどの化け物に取り込まれた姿。息も絶え絶えの彼女は『管理人から』逃げるように言います。しかし時既に遅し。ヤマノケの嫁として見初められた三人はおぞましい触手に子種を植え付けられていきます。

第六話『牛の首』 恐ろしすぎて聞いた人は死んでしまうというので有名な「牛の首」の怪談。その本家本元の牛の首ではないものの「牛の首」と伝わるお話。ある男は行方不明になった身重の妻を探して、山中の村に迷い込みます。いわゆる稀人信仰から男を盛大にもてなす村人たち。妻が心配なものの、翌日には捜索を手伝ってくれるという村人たちの振る舞いに舌鼓を打ちます。寝入った夜半、人声にふと目を覚ますと、首に縄をかけられた妻と「牛追い祭り」と口にする村人たち。妻を離せと訴える男に、村人は「あれは牛だ」と告げて牡牛と交わらせます。さらには妻の頭に牛頭をかぶせると体も牛になっていき、妻の産んだ子は牛の姿に人の泣き声。そして村人の口から語られる真実とは……

第七話『くねくね』 田舎に遊びに来た仲の良い兄弟。二人は遠くの田んぼの中でくねくねと動く白いものを見つけます。ちょうどオペラグラスを持っていた兄はそれを見て様子がおかしくなってしまいます。気になった弟もそれを見ようとしますがすんでのところで祖父に制止され事なきを得ます。ただジタバタと体をくねらせる姿に何が起きたのか恐れつつも気になる弟は、夜半に自力で歩いて外に出て行く兄の姿を見て追いかけます。するとそこには幾人もの裸体の女が。拒みつつも、取り囲んできて体中を愛撫し、くねくねと肢体を躍らせる女達の姿に魅せられていく弟。その快楽の中で兄に何が起きたのか理解し、また理解する前に戻れないことも知ってしまいます。

第八話『猿夢』 ある女性が夢で乗り合わせたお猿の列車。進んでいく列車の中で突然猟奇的なアナウンスが流れ、乗客が次々とその通りに殺されていきます。やがて自分の番になった女性は……

というのが導入部で、若者が見る夢と八尺様との因縁の結末が。果たして若者はどうなってしまうのか、そしてその結果は若者にとって幸なのか不幸なのか……

 

という表題の八尺様にちなんだ八話の怪談の連作となっています。概ね、いわゆる都市伝説・現代怪談をベースに成年コミックらしさを盛り込んでいます。絵は表紙のイメージ通り。裏表紙は各話のカットもありますので店頭で確認できる方は見てみてください。若干エロゲのraiLsoft作品でめいびぃ先生原画の「霞外籠逗留記」にも似たテイストも感じます。怪談話に必須の「怪しく美しい」の部分で共通する要素があるのかもしれませんね。登場するのはいずれも長身で豊満な体の女性で、女性が人間のこともありますし、人外のことも。また、完全な人型から半人半獣、人から外れた体躯など様々。人ではありえない体位や獣姦などもあり多種多様。普通の成年コミックでは物足りない上級者の方も、これから人外・獣姦を読んでみようという方にも超おすすめの一冊です。

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