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2011年9月 8日 (木)

☆ 【成年コミック】 霧恵マサノブ 『魔法少女まじかるゆかたん』(ムーグコミックス)

ようやく消化できてきた感じ。でもほしいラノベが……

 

 

魔法少女まじかるゆかたん (ムーグコミックス) 魔法少女まじかるゆかたん (ムーグコミックス)
霧恵マサノブ

ジーウォーク  2011-07-28
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著者4冊目の単行本。表題作「まじかるゆかたん」のvol.1のみヒット出版社の『COMIC阿吽』掲載作。第一話が遺作になりかねない状況をジーウォークに拾われて『PLUM FE デジタル版』『PLUM LS デジタル版』掲載分で単行本化するまでに……という一冊。前作で「レビアたん」という一見萌えっぽいキャラを出しながら一大長編を描き上げた作者の新作が「ゆかたん」で普通の魔法少女ものになるはずもなく、という非常に「らしい」作品です。

 

「EPILOGUE」 描き下ろしのフルカラー掌編。ショタっ子とマッシヴな褐色人魚とのセックス。言葉の通じない両者の、肉体言語的会話とも言える激しい絡みあいとなっています。

「まじかるゆかたん vol.1」 表題作の第一話。いきなり自動車に轢かれて瀕死の重傷のメガネっ娘・由布香(ゆふか)ちゃん。観察マニアな自分を揶揄するクラスメイト、クラスに溶けこむよう諭す担任の桂先生、由布香ちゃんを嫌っている石井くん、その親友で由布香ちゃんの憧れの相手でもある間宮くんなど走馬灯が次々と。もう駄目かというところに現れたのは人語をしゃべる「かに(アカテガニ)」。死にたくなければ変身しろという言葉に従い、生きるため、そして想いを遂げる勇気のなさ故に観察者に徹してきた過去を払拭するため変身することになります。

由布香ちゃんが想いを遂げるために変身したのはきょぬーでメガネっ娘なインテリ系おねーさん。ちょうど道行く石井くんに間宮くんの所在を聞こうとしますが分からず、それならばと石井くんをいただいてしまうことに。公園のトイレに連れ込んで手首を縛り上げておちんちんの観察と相成ります。もちろん観察だけでは飽きたらず、いじってるうちに顔射状態になったり、精液直飲みしたり。盛り上がっていざ犯そうという寸前、思わず泣きだしちゃった石井くんに好きな人でもいるのかと聞いてみれば、その相手は由布香ちゃん。想いを遂げられなかった自分と似たものを感じたのか逆上して石井くんを犯しまくり、自分の名前を呼ばせながらイきまくり。由布香ちゃんの「人生への復讐」が今始まった!(デデーン

「あたまどり」 お嫁に行った岬(サキ)姉が鳥頭になって帰ってきた。取り憑けば徐々に宿主の記憶を失わせていくという状況を気にするわけでもなく日々を過ごす岬姉と、実の姉同然に世話を焼いてくれた彼女に寄り添う尋くん。いつものように雲を眺めて過ごしていると突然の雨でびしょ濡れに。岬姉宅でお風呂に入れてもらってるうちに雷光でかつての夫の暴力的な性交がフラッシュバック。パニックに陥った岬姉は尋くんを貪るように求め始め……現在と過去のセックスシーンが織り混ざりながら、かつての夫の歪んだ愛、一見残酷に見える鳥の優しさ、鳥と自身の優しさ故に傷つきながらも体を重ねる尋くんという、せつない想いと決意が描かれています。

「まじかるゆかたん vol.2」 想いを遂げようと登校した由布香ちゃん。ところが肝心の間宮くんはお休みで拍子抜け。ところが石井くんが間宮くんにプリントを届けることになり、プリントを強奪して石井くんの姿で間宮くん宅へ。部屋に入るなり、間宮くんから(石井くんへの)愛の告白をされそのままショタセックスへ。決定的に噛み合わない三角関係の渦中に放り込まれた由布香ちゃんですが憧れの間宮くんのおちんこでそれなりに幸せそう。ところが事後に想いを遂げた間宮くんから驚愕の真実を伝えられ……

「しりざる」 深い森の中で遭難し、「無力(ムリキ)」「仄々(ホノボ)」と呼ばれる樹上の種族と出会った男。集団内で発生するあらゆる問題を性行為によるコミュニケーションで解決する彼らと行動しているうちに、男は最初に出会った個体を犯してしまいますがそれでも男を許そうとする彼女は男を受け入れようとします。そして移動を続けた末に辿りついたのは……

「まじかるゆかたん vol.3」 事故の真相を知った由布香ちゃん。間宮くんに変身して桂先生を呼び出します。桂先生が呼び出し場所にむかうとvol.1のおねーさん姿で間宮くんをひんむいて緊縛する由布香ちゃん。二人に復讐すべく、間宮くんを犯し、桂先生を玩具でイかせまくり、今までアナルでしかしたことのない二人に前でのセックスを無理矢理させ、最後は双頭ディルドで先生のアナルも犯しつつ二穴でフィニッシュ。徹底的に二人を陵辱しているように見えて、本当は気持ちを押し殺して想いが遂げられないのを結びつけてあげる由布香ちゃんの優しさが光ります。

「あしうお」 世界の果てで釣りをするおじさんと僕。釣りといっても二人が狙うのは人魚。見事大物を釣り上げた僕は釣り人の責任として「喰う」ことに。喰うといっても食事としてではなく性的な意味だし、どちらかというと喰われてるような気がしなくもありませんが、ぬらぬらとした感触や水中での上下左右もない不思議な感覚のセックス、異種姦となかなかにエロいです。おじさんの方も釣り上げたロリ人魚とチョメチョメ。このおじさん、レビアたんシリーズに出てきた旅人かな……?「EPILOGUE」はこの話の後日談のようです。

「まじかるゆかたん vol.4」 カニの最終脱皮が完了。ほぼ由布香ちゃんと同じ姿のそれは「ツミホロボシ」と名乗り自らの正体を明かします。そして由布香ちゃんの蘇生の最終段階として結びつくことに。自分と同じ姿をしたちんこ付きの何かといたすという倒錯した行為と「性≒生」を前面に押し出した快感の描写がエロい。

そしてさらに語られる「ツミホロボシ」の起源と目的、無意識下で由布香ちゃんが取ってきた行動の結果とは……

「あとがき」 各作品制作時の悲喜こもごも(悲多め)の合間合間に、由布香ちゃんのその後が挟まれる変わった構成。作中の人物の「想い」だけでなく、作者の「想い」も詰まっているのをひしひしと感じます。変身能力を人生の復讐にしか使わなかった由布香ちゃんが「人生を謳歌する!!」という境地に至るラストが非常に清々しいです。カバー下には学校に戻った由布香ちゃんとレビアたんの邂逅も。

 

中の絵は表紙のイメージ通り。ロリっ娘・ショタっ子から人妻・女教師はては褐色人外までと非常にバラエティに富んだ内容。どれもイきまくり・汁出まくり・アヘりまくりでエロエロ。また、一見無関係に思えるストーリーがメインに絡んでくる構成は前作のシリーズと同じでこの作家さんの稀有な個性となっています。前作絡みだと「ツミホロボシ」「ベヘモス」「神気」あたりのキーワードで根底がつながっている感じ。ラストあたりの台詞も鑑みると、まだまだ広がりそうな設定なので次作以降も楽しみです。

 

「レビアたん」が活躍する前作シリーズ三冊についてはこちら

 【成年コミック】 カワタカ技研的『このエロマンガがスゴい2008』

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