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2011年8月15日 (月)

☆ 【コミック】 山田芳裕 『へうげもの(13)』(モーニングKC)

兄が仕事に戻ったのでエロマンガ感想再開の予定。

 

へうげもの(13) (モーニングKC) へうげもの(13) (モーニングKC)
山田 芳裕

講談社  2011-07-22
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秀吉死後の情勢をうまく切り抜けようとする織部一派と、家康の天下統一に向けた動き、三成の数寄に対する苦悩などを中心とした巻。織部少なめ。

 

第百三十二席「INKYOLOGIC」 父・重定が秀吉に殉じたのを期に隠居して織部助に改めた重然。家督は息子の重嗣に譲っての安穏暮らし……とはならず、激化する徳川派・石田派の争いに周囲の人も含め巻き込まれていくことに。

第百三十三席「ORIBECHAMELEON」 朝鮮からの撤退において諸将からの反感を買う石田三成。徳川勢力を包囲するための人脈作りに迫られます。一方織部は、豊臣の縁戚である上田重安・徳川に近い小堀作助の二人の弟子に「その場その場で都合の良い方に付き欲しいものをいただく」という『乙将の生き方』を示します。

第百三十四席「HELP ME」 作助の「乙将」っぷりに目を細める織部。そんなある日、人脈作りに限界を感じる三成が訪ねてきます。高山右近赦免の「貸し」を返して貰いに来たと臆面も無く述べる三成を諭しつつも、徳川派大名引き込みのための知恵を貸す織部。もちろん引き換えに自分の要求を通すことも忘れません。

第百三十五席「みどりの涙」 秀吉に仕え、今は家康に近い大谷吉継を自陣営に引き込むため茶会に参加。一般的には、病を患う吉継の膿が回し飲みの茶に落ちて同席者がためらったところ三成が飲み干して友情が芽生えたとされる逸話(Wikipedia:石田三成 逸話)ですが、へうげもの的に描くとこうなるのか!と。

第百三十六席「Hyouge Mono」 自邸での茶会で新作の茶碗を披露したところ、そのひょうげた佇まいに神谷宗湛が発した「ひょうげもの」という言葉でついに己が何者であるかを一言で束ねることができた織部。今後の大きな指針を見つけ感無量。後日催した利休妄魂の茶会では陶工の長次郎が遺した緑釉の大鉢に思わず大金時がムクリ。

第百三十七席「おかしな七人」 福島正則をはじめとする七将が三成襲撃を企み、豊臣秀頼後見役の前田利家の元へ承認を貰いに行くも、折り悪く利家逝去の直後で大義のないまま襲撃へ。他の諸将もそれぞれの思惑で動き始めます。

第百三十八席「誠意のメッセンジャー」 襲撃事件の仲裁に家康が動き出し、三成の元へは結城秀康が遣わされます。このタイトルで家康絡みだと、「誠意大将軍」を思い出すんですけどそういうダブルミーニングなんですかね。

第百三十九席「唇と戦慄」 織部が釈明の手土産として佐竹義宣に持たせた、北政所の唇模様付きの羽織でウキウキな家康。してやったりのはずが、家康からの手紙で(緑釉の原料となる)銅への興味を知られていることに驚く織部。

第百四十席「抱きしめたい」 家康が政治を主導しはじめ、秀吉の一回忌を執り行なうなど着々と足下固めを進めていきます。大坂城も掌握し、城内にもう一つの天守閣を作ることに。これを任された藤堂高虎から手伝いを頼まれた作助(高虎は作助の義父)は夢の実現に喜び勇みます。

第百四十一席「世紀末black or white」 作助渾身の総白天守に数寄者たちは感嘆するものの、肝心の家康の怒りを買うことに。織部のとりなしでことなきを得るものの、黒い大坂城天守と総白の新天守との対比は豊臣への対抗心と取るに充分で……

第百四十ニ席「King of Quiet feat.上杉景勝」 総白天守で反徳川の動きが活発に。上杉景勝と直江兼続の主従は戦を決意し、有名な「直江状」を送りつけるに至ります。毛利輝元と安国寺恵瓊は三成の政務復帰を望み、石田三成・正澄も期が熟したのを見て取ります。一方家康は好機到来とばかりに直江状を過激に改竄して諸将を煽り決戦を画策。ついに天下分け目の関が原……の直前というところ。

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