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2011年6月29日 (水)

☆ 【成年コミック】 久水あるた 『快感ちぇりっしゅ!』

過去の感想を参照しようとしたら書いてないのに気づいて大慌てで書くことに。備忘のためブクログを教えていただいたので連動していけたらなぁ、と。

 

 

快感ちぇりっしゅ! (ホットミルクコミックス 344) 快感ちぇりっしゅ! (ホットミルクコミックス 344)
久水 あるた

コアマガジン  2011-05-10
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著者2冊目でコアマガジンからは初の単行本となります。『Comicメガミルク』『Comic0EX』掲載作と同人誌から収録されています。2007年から2011年の足掛け5年の作品ということで、絵や作風の変化もあり「後書き」でも触れられているように、作家としての変遷を辿れる一冊となっています。

 

「プロローグ」は描き下ろしカラーの掌編で次の「くろすはーと」の行間的な作品。ナイスバディなおねーさん、奈々子さんがそのボディをフル活用してショタ二人の精液を搾り取ります。

「くろすはーと」は、ベランダから降ってきたおぱんつを拾ったのをきっかけに、転居してきたばかりだという奈々子さんの部屋に上げてもらった軍司と桐雄の二人。地理に不案内な奈々子さんを桐雄が案内してコンビニへ行っている間に軍司は奈々子さんのおぱんつをくんかくんか!一仕事終えたところに二人が帰ってきてポリス沙汰かと思われたものの、奈々子さんは逆に本物の女の体を教えてくれると言い出して……エロに興味津々な男の子に優しく手ほどきをしてくれるという王道展開に、女性的魅力に溢れながらも口調は男っぽいあたりのマッチングが非常にエロい。

「さまーでいず」は、タイトル的に死亡フラグ満載っぽいお話を想像してしまいますがそんなことはなく。梓と啓の幼馴染二人が夏の海に出かけて、梓のポロリをきっかけに急接近。名前は梓なのに外見は唯……ゲフンゲフン!

「again」は、高校の同窓会で初めてかつ唯一セックスした相手の女の子と再会し、人妻となった彼女と一夜だけ恋人同士に戻って体を重ねます。独占厨のくせに好きな相手を手放して、自分以外の男に嫉妬するという屈折した寝取られ感を楽しめるかが鍵。

「Very sweet cafe」は、向坂くんが悪友の誘いに乗り、憧れの女の子椿さんが閉店後の店で男達に抱かれているのを目撃。自らも、そのための特殊な合図をして椿さんと事に及びます。シロッププレイをしてくれたり、愛撫にしっかり感じてくれたりする上に、自分のことを好みのタイプと言ってくれるエロい女の子というのは男としては嬉しいものの、それが絶対自分一人のものにはならないという絶望感はなかなか心が痛みます。これが楽しめるようになると上級者なんでしょうけども。

「ちいさいあき」は、同じアパートに住むあきちゃんととしさんの二人がそれぞれに不安を抱えたまま体を重ねる、少し物悲しいお話。母子家庭で進学の余裕もないあきちゃんとの関係を続けるとしさんは、自分が困窮につけこんであきちゃんを抱いているのではないかという疑念に囚われます。一方のあきちゃんは未成熟な自分が嫌われているのではという思いを吐露。としさんは「嫌いにならない」と言うものの何だか煮え切らない感じ。モノローグに出てくる独占欲だの、将来的な覚悟とかがどこかではっきりと出ればハッピーエンドになるんでしょうけど実際はそういうの難しいんでしょうね。

「夏の×××」は、プールに行く約束が反故にされた女の子が水着姿にムラっときた彼氏に押し倒されて……最初はされるがままだったものの、自分だけさっさと満足しちゃった彼氏にブチギレで形勢逆転。ザーキスで精液飲ませたり騎乗位でガンガン犯しまくったりと絞り上げます。水着+黒ソックスの組み合わせがエロいのに吹出しとか構図の関係であんまり見えないのがちょっと惜しい。

「repent」は、非リアの高村君が想いを寄せる佐倉さんの弱みを握り、彼女を意のままにしようとします。彼女に悪気があったわけではないのですが、疑心暗鬼や弱みを握った優位性から言葉は届かず……想いのすれ違いが最悪の結果を生む、心にズシリとくるお話ですが、普通に結ばれるルートでも早晩破綻したのではないかという気もします。

「うちのお姉ちゃんの場合」は、弟大好きな日菜子さんがあの手この手で攻略を目指します。怒られてもめげずにお仕置きをおねだりする当たりは変態の鑑ですな。お仕置きですっかり息子さんが臨戦態勢になっちゃう弟のほうもどうかと思いますが。いきなりアナル→おそうじフェラの流れはなかなかの鬼畜っぷり。とはいえ互いに好き合っているのは明白で、ちょっと屈折したいちゃラブといえなくもない感じ。

「楽園」は同人作品より。ろくに部活動をしない文芸部の先輩と後輩が性的な意味での部活動。二人だけの楽園が先輩の卒業で潰えてしまいそうな予感を、後輩の決意が爽やかに払拭します。この作品における楽園とは場所ではなく、二人の関係だった……と。まあ、物理的距離も結構大事ですけども。

「でゅあるしょっく」は同人作品より。ツンデレ委員長の弱点を突き、放課後の教室でおねだりプレイ。これはいわゆる誘い受けって奴でしょうか。後半はその現場を見ていた妹のジェラシーメラメラ。妹に愛を証明することに。どっちも以前から関係があるっぽい描写で、よく刺されずにすんでるものだと。

「でゅあるしょっく つう゛ぁい」も同人作品からで「でゅあるしょっく」の続編。委員長と妹で主人公の取り合いになりますが、3Pでどちらが気持よくさせられるかという勝負をしているうちに女の子同士で仲良くなって若干百合要素も。

「後書き」は、イラストと作者コメント。

 

近年の作品については表紙のイメージ通りですが、古い作品はやや線や表情の描き方など違う点もあります。時期的には「同人」→「0EX」→「メガミルク」(メガミルクは0EXの後継誌)ですかね。絵からはおっぱいばいんばいんで目のくりっとした女の子がキャッキャウフフっぽい展開を想像しますが、実際には近親・レイプ・浮気といったような重いシチュエーションなどストーリーはバラエティに富んでいます。概ねおっぱい大きめですが、一部作品にはひんぬーさんも。また、性器はわりと力強いタッチで汁描写もわりと激しく、アップ・断面なども使われているので、エロ成分も充分。最初はちょっと意表を突かれるかもしれませんね。

 

既刊の感想

 【成年コミック】 久水あるた『LOVE日和』

  「あとでかく」のままになっとる……

 

次作の感想

 【成年コミック】 久水あるた 『恋愛ほりっく』

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