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2011年6月 8日 (水)

☆ 【成年コミック】 ホムンクルス 『はじらいブレイク』

この度自宅警備員からプロの警備員にクラスチェンジすることになりました。現職を辞するのは断腸の思いではありますが、新天地にて家族の目を気にすることなくエロゲやエロマンガに邁進していく所存であります。

 

 

はじらいブレイク (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL) はじらいブレイク (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)
ホムンクルス

ワニマガジン社  2011-06-01
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著者の初単行本。『COMIC快楽天』に掲載された、2009年のデビュー時から2011年4月時点での全作品が収録されています。

「のーこん♥」はフルカラー掌編。使い道のない超能力しか取り柄がない(と思い込んでるけど実はナイスバディの持ち主でもある)綾瀬さん。友人から男でもはべらせてみてはとアドバイスされ、知り合いの白崎くんをマインドコントロール。操ってるうちにコントロールが効かなくなり最後までしちゃった上に白崎くんのことが好きになっちゃうという、堕ちモノの変形的な展開。

「はじらいブレイク」は表題作で冒頭部カラー。はずかしがり屋の小春ちゃんとお付き合いしている藍原くん。エッチどころかキスすら1回だけという距離の縮まらなさを打開すべく「さわるだけ」と土下座。男らしい!さわるだけ→直に触るだけ→パンツの上から触るだけ→見るだけ……と難攻不落のガードを少しずつ攻略していきます。手は触れないというのを逆手に取ってクンニまで辿り着きますが、そこから先は「最後まではしない」という約束を守って自重。ところがスイッチ入っちゃった小春ちゃんはその先もOKしてくれて……初めて同士の嬉し恥ずかしが存分に盛り込まれてて床ゴロゴロ。こっちがテクノブレイクする!

「ホームメイト 前編」は、親の夜逃げで学費が払えなくなり当てもなく故郷に帰ろうとした直くんが、想いを寄せていた藤沢さんに「好きだった」ともはや意味のない告白をしたところ、一緒に住むことを提案される斜め上の展開。連れて行かれたのは藤沢さんの友人花苗さんの家。告白をスルーされた上に訳あり気な同居生活に巻き込まれモヤモヤしていると、二人がレズっているところを目撃、なぜか3Pと相成ります。ノリノリな藤沢さんに対し、藤沢さんを「姫」と慕う花苗さんはやや不満げ。花苗さんには挿入れないようにという藤沢さんはなにやら含みがあるような……

「ホームメイト 後編」は、前編から数ヵ月後。藤沢さんにはフられたまま、花苗さんには嫌われたままの生殺しな日々が続く中、家族との約束で自分の誕生日には家に帰ることになっていた藤沢さんが姿を消し、二人ぼっちに。家族をなくした自分のために擬似的に家族を構成してくれていた藤沢さんを失い、直くんもいなくなるのではないかという不安に苛まれる花苗さん。一方で直くんも自分がいても力になれないのではないかという気持ちと、放っておけなさで葛藤。ある日不安感から直くんの部屋に添い寝(といっても距離がある)しにやってきた花苗さん。花苗さんは震える自分を慰めようとする直くんに抱きつき、双方ダム決壊。激しく求め合います。途中からモノローグの口調がどちらのものか(敢えて?)曖昧になっているあたりは数ヶ月暮らしてきて築かれた絆が実は強固だったのを思い知らされます。恋の過程をすっ飛ばしてますが、確かな愛を感じて床ゴロゴロ。

「高円寺棗の事件簿」は、ニート予備軍な探偵事務所のアルバイト棗さんが浮気調査に奮闘。ターゲットを追跡中、気づかれてごまかしているうちに酒に飲まれて気づけばホテルへ。ある意味決定的な証拠ではありますが、酔いと快感で本来の目的はどこへやら。登場人物の誰も幸せにならない展開ですが、棗さんのドジっ娘属性を前面に押し出してるせいか暗さはありません。

「高円寺棗の事件簿のオマケ」は、またしてもターゲットに感づかれた棗さんが捕らえられて下のお口で白状させられる描き下ろし掌編。それ以上でもそれ以下でもないけどエロい!

「バードケージ」は、アルバイトと称して母方の親戚の葬儀へ名代として半ば無理やり参列させられた由一が、故人と妾との間に生まれたスウェーデンハーフの凛と出会います。葬儀後、凛の手配した車中で望まぬ結婚をさせられること、その相手に処女を捧げたくないことを聞かされた由一は、戸惑いながらもセックスをするという「アルバイト」を引き受けることに。「犬になる」と言いながら、その相手が婚約者ではなく由一であること、指を入れられただけでイったり、挿入時に涙を流したりと、随所に由一への好意が見て取れます。

「バードケージのオマケ」は、後日談を描いた描き下ろし掌編。本編ラストや「アルバイト」の絡みを考えると実は由一の母親も一枚噛んでいたのではないかと思います。エロシーンは短いながら「初夜」のドキドキ感がすごくてもう……!

「Bathtub Crisis」は、恋人から妹を迎える準備を命ぜられた俊平が最後に一風呂浴びてると、そこへなぜか彼女の妹の栞ちゃんが入ってきて一緒に入浴することに。さらに恋人が帰ってきてあわあわしてるうちにアクシデントで密着。そんな状況になればもはや我慢できるわけもなく……栞ちゃんは栞ちゃんで、俊平を鎮めようとするうちに自分も盛り上がってフェラ→パイズリ→挿入と最後まで。ドア一枚隔てて姉がいるというドキドキ感で声を押し殺す「溜め」と、出ていってからの感じっぷりがエロい!浮気ものと思わせて最後に寝取り判明するという女の子の強かさを感じるお話。

「Fake!」は、フランス帰りのツンツン従妹・可憐の男避けで付き合ってるふりをさせられる巧。その愚痴を友人に話しているところを聞いてしまった可憐は大荒れ。翌日近寄る男どもに全力のグーパンチを食らわせる場面に出くわした巧は可憐の怒りの本当の理由を知ります。そんな自分を心配する巧の行動が、妹的存在だからか一人の女の子への行為か分からない可憐は「恋人のふりをやめる」かわりにセックスを持ちかけ……言葉の上でのツンツンとモノローグのデレの差が破壊力抜群。「恋人のふり」をやめた後の可憐の表情でご飯三杯いける。

「Pay By Love」は、脱童貞のためにあこがれのお嬢様赤羽さんの春を買ってしまった黄谷くんのドキドキと失望の入り交じった気持ちを描いたお話。極めて事務的な赤羽さんの態度に無口っ娘大好物な当ブログ管理人はそれだけでウハウハなんですが、赤羽さんの売春の真相を知ってから読み直すと違ったよさがありますな。

「Training Days」は、高校時代からの友人青井くんについつい暴力を振るっちゃうツンツンな月島さん。彼氏ができた途端セクスィーな格好をしだした月島さんに男の本性を諭す青井くんは、エッチなことを練習させてという彼女の願いについつい暴走してしまい……

「ミルクの時間」は、同じアパートに住む子持ち人妻・縁さんに想いを寄せる村崎くん。ある日風呂上りの彼女に思わず告白してしまい玉砕……と思いきや、翌日の昼日中からパソコンの設定で部屋に上げてもらうという「それなんてエロゲ」的大逆転。なぜだか積極的な縁さんにタジタジながらも子供の寝てる横でおっぱいぺろぺろというなかなかの上級プレイ。子持ちならではの母乳噴出に、濡れ濡れのおっぱいでのパイズリとツボもしっかり押さえてます。作中のコンドームの使い方もなかなか印象的。途中だけ見ると縁さんはとんだビッチですが、真相は外見のイメージ通りの上品で優しい女性です。

「海に咲く」は、それぞれ恋人にフラれた緑川とさくらさんが酔っ払って意気投合。勢いで海まで行ったところで酔いが醒めて民宿へ。互いに、さっきあったばかりの相手に対して冷静であろうとしますが、触れ合うたびに昂ぶりは止められなくなって……寂しさを埋め合うように求め合う姿がエロくていい。

「あとがき」は、「バードケージ」の凛と思しきイラストと作者コメント。カバー下には各話ヒロインの集合イラストと個別のコメントも。ほかにもカバー折り返し、帯、帯折り返し、口絵とカラーイラストが豊富で目の保養になりますな。

 

中の絵は表紙のイメージ通り。年齢的には大学生が多め。全員きょぬーでタレ目とツリ目半々くらいの割合。ツリ目≒ツンツンと思いきや「Pay By Love」のような変化球があったりと描写やバックストーリーはバラエティに富んでおりそれぞれに違った魅力があります。個人的にはタレ目系のキャラの方が好み。ストーリーは、女の子が恥ずかしさから本心を伝えきれなくて、男が何らかの勘違いをしつつ結ばれ後から本心がわかるというパターンが多く、真相を知らずに読む一回目、知ってから読む二回目という違った読後感を楽しめます。一部に「その後」がちょっと心配になるお話はありますが、概ね想いを寄せ合う男女のちょっとした食い違いによるもどかしさと嬉し恥ずかしで床ゴロゴロしちゃうものばかりなのでお勧め。現時点で今年のベストを争うのではないかというくらいの一冊。これが単行本デビューっていうからエロマンガ界は恐ろしい……

追記
大学生が多かったり、「ミルクの時間」の三人らしき人たちが「ホームメイト 後編」のラストに出てたりと、共通の世界観があるっぽいです。こういうの好き。

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投稿: カワタカ | 2017年2月10日 (金) 20時17分

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