☆ 【成年コミック】 みなすきぽぷり 『スカートのままで』
タイトル表記を変えました。当ブログを読む人が今さら非エロを期待してるとも思えないのですが。
成年コミックの感想は今年に入ってから書き始めたのでわりと件数が少なくて助かりました。カテゴリ『本』だけでも120件程度だったのはちょっと意外。前は毎月の備忘録をやってたんですね……それと下の方に「50音順書評」とかいう嫌な字面が見えたので無視する。
既刊はどんな感じかと思ってググったら陵辱もの多めの作家さんみたいですね。本作は7作+描き下ろし1作。描き下ろし以外はどの作品も20ページ以上ありボリュームは充分。また、背景となるストーリもしっかり描かれています。ほとんどがひんぬー。
「いつかこうして」は昔逆上がりを教えてあげた女の子と再会。鉄棒握ってたのが別の棒に変わったんですねわかります。ポニテ少女と公園でハァハァ。鉄棒を活かしたアクロバティックな体位が見どころ。表紙はこの作品です。表紙絵みたいに緊縛はありませんが。
「なかよくあそぼっ!!」はゲームに夢中な友達を待ってたら、その子のお兄ちゃんと別の遊びをしちゃうお話。気付かれないように声を殺そうとするのがエロい。すぐ傍でこんなことして気付かれないわけないだろ!と思うわけですが、そこは物語の必然性的な部分で。
「八月の花」は、真夏のお話らしく日焼け跡が非常にそそる作品。
「ゴミごっこ」はゴミ捨て場で黒髪ロングでランドセルの美少女を発見。しかもノーパンで、プレイもランドセル背負ったまま、となかなかその道の方にはグっとくるものがあるのではないでしょうか。裏表紙はこの作品。
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以下ネタバレのため反転
作中のいたるところにいじめられてるのと自殺未遂をほのめかす描写が。ゴミ捨て場からマンションをアオリで描いてあったり、マジックペンのやりとりでの「もう持っててもしょうがないからあげる」という台詞、「きれい」と言われるのに反応したり、「あたしにはぜったい…つくれ…ないの…」「あたしがそう決めたことだから…」とか、『飛ぶ』がダブルミーニングになってるのとか。男のほうがカレンダーに予定を書き込むのも自殺未遂者との対比といえそうですし。
誰かを肯定することと、誰かに肯定されることの大切さを教えてくれるとてもいいお話。「性=生」が描かれた名作です。読め。
「おとなりのまゆちゃん」は隣の家に住むロリっ娘に劣情をぶつける男のお話。世間一般的なイメージの対児童の性犯罪者ってこんな感じなんだろうと思います。秘密部屋は……

の一言に尽きますね。描かれている内容はけしからんものの(エロいという意味でも、社会的にという意味でも)、行動に対しての結果あるいは対処という点では青少年が読んでもためになる話ではあると思います。あえて読ませる必要は全くありませんが。
「杜のちづ」は行ってはいけないと言われた夜の神社での(悪い意味で)幻想的な体験を描いた作品。
「書道の定規は三角形」は、つるぺた少女ときょぬー少女が先生を巡って戦うエロエロ対決。
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筆プレイがエロい。きょぬー娘が派手な見た目とは裏腹に、子作り行為に対しては非常に慎重なのもよいギャップです。
「つゆもよう」は、無知ゆえに教師の慰みものになり「わかんない」が口癖となっていた少女が、自分を唯一理解してくれていた幼馴染とのふれあいをきっかけに心と体を開いていくお話。話の根底に「ごみごっこ」と相通じるものがあります。
「セーラー服のままで」は描き下ろしで「ゴミごっこ」の後日談。新調したぶかぶかセーラー服を着たままいたしてしまいます。エロは短め。
実は、七緒の命を救ったのは自殺未遂のきっかけにもなったランドセルなんじゃないかな、という気がします。ランドセルって背嚢としての役割のほかに事故時の衝撃吸収の機能もあるそうですから。などとどうでもいい話。
全体的に「児童を性的対象にするのは、面識のない人物ではなく『身近な大人』である」というのと、和姦でない性行為が被害者にとって苦痛である(同単行本の和姦の作品と比べると明らかに違う)というので作風が一貫してます。イチャラブも無理矢理もほぼ半々にあるのでどちらか一方が好きな方にもお勧め。
個人的には、性行為に至る話の必然性や伏線が見事だった「ゴミごっこ」と、それを完結させた「セーラー服のままで」が非常によかったです。
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