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2010年6月15日 (火)

ビョーキなのは誰か

若者を不可解かつ危険な存在として扱うのと、不思議なことがあったときに「天狗じゃ、天狗の仕業じゃ!」というのとどれほど違うというのでしょうかね。

【産経抄】6月15日

 「太郎を眠らせ、太郎の屋根に雪ふりつむ。次郎を眠らせ、次郎の屋根に雪ふりつむ。」。三好達治の有名な詩を6コマの絵コンテで表せ。こんな問題を、武蔵野美術大学が入学試験で出したことがある。映像学科の教授だった演出家の吉田直哉は、答案を見て驚いた。

 ▼1800人の受験生のうち、100人ぐらいが、「眠らせ」を「殺す」と解釈していたからだ。「雪の上でまず次郎を刺す、次郎倒れる、血まみれで。太郎も血を流しながら二、三メートル歩いて倒れる…最初に一つ見た時は、びっくりして、こいつビョーキじゃないかと思った」(『目から脳に抜ける話』ちくま文庫)。

 ▼20年近く前の話だから、今だったら「殺す」の答案は、もっと多いに違いない。若者たちを取り巻く世界が、殺伐の度合いを強めているように思えてならないからだ。今月7日、川崎市内の自宅トイレで命を絶った、市立中学3年の少年(14)もまた、その被害者の一人といえる。

これから読み取れるのは

・他人の作品の解釈は一つではない
・教える側の感性が鈍って新解釈を許容できていない可能性
・20年前の数字は根拠があるが、20年後の今の数字は出ていないので想像の域を脱しない
・文字通りの解釈しかしなかったら、それをバカにするんだろ

ということ。

データに当たるのは取材の基礎だと思います。少年犯罪データベースでも読めばいい。昔の方がよっぽど殺伐としているのですがね。「若者たちを取り巻く世界が、殺伐の度合いを強めているように思えてならないからだ。」というなら、そう思うに至る「根拠」があるのでしょうね。

もういい加減若者世代を貶める書き方には辟易。強力効果論はやたら信じるくせに、ピグマリオン効果はガン無視なんですな。

やさしさが報われない世の中でいいのか。少年の悲痛な叫びが聞こえる。

こんな想像だけで書いたコラムで給料もらってる人がいると、まともに働いて薄給の人とか仕事にあぶれてる人が報われないと思います。無職の悲痛な叫びも聞いてもらえませんか。

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