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2010年4月21日 (水)

☆ 山田玲司『キラークエスチョン 会話は「何を聞くか」で決まる』

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作者は『ゼブラーマン』や『絶望に効く薬』を描いた漫画家で、インタビュー漫画『絶望に効く薬』の経験で得たことや『ゼブラーマン』で「大人クイズ」という「大人が答えられない質問」をテーマとした経験などから書かれています。

多数の初対面インタビューから導き出されたキラークエスチョンは会話に困っている人のヒントに十分なるものですが、話の広げ方の例で血液型の話を出す時点でクズ本といっていい。恋の話は万人に通用するという思い込みや、孤立している人間が不幸だという先入観もイラつく。最強の定番クエスチョンとして挙げてるのが「神様がひとつ願いを叶えてくれるとしたら、どうしますか?」とか笑っちゃう。宗教話はその人との関係を「殺し」てしまう危険性がある。そんな質問ができる相手は既に人間関係が構築されているのですよ。なぜ「なんでも願いが叶うなら、どうしますか?」という質問にならないのか。それこそ無神論者に対する愛が足りないんじゃないでしょうか。他にも、哲学レベルが分かる質問として「牛を殺して、犬を殺さないのはなぜですか?」というのがあるけど、大抵の日本人は自分で牛を殺して食べないから「食肉として犬が流通していないから」で事足り、哲学レベルを測るには不足。結婚相手の判別に、ベッドでこの質問をしてみろとアドバイスしてあるんですが、僕だったらベッドでこんなこと言う女性は御免蒙りたいです。ていうかね「これについて私はこう思うんだけどあなたはどう思う?」というのがディベートってもんだろ。うるさいそんなピロートークする状況にならないとか分かってるよチクショー!!

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