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2009年5月12日 (火)

雉を掲げて烏を売る

超絶クレイジー記事。さすが変態新聞だぜ、羊頭狗肉も平気でやりやがる。フィリピンの記事に見せかけた日本の規制強化を求める記事じゃねぇか。

児童ポルノ:フィリピン、規制審議 被害「最多国」汚名返上へ 単純所持も禁止に

お前が言うな、の見本みたいな記事です。消されるかもしれないので全文を続きに置いておきます。

 国際社会で児童ポルノ取り締まり策が論議を呼ぶ中、フィリピン下院(定数250以内)は児童ポルノの単純所持やネット閲覧を禁じる厳格な児童ポルノ禁止法案審議を進めている。法案には下院の過半数が賛成する見込みで、年内成立の可能性がある。同国はネットや書籍・ビデオ販売などで流通する児童ポルノの発信源の一つ。その「商品」に使われる被害児童の多さでは筆頭に挙げられる。児童ポルノ規制強化の動きは、単純所持を禁止しない日本などにも影響を与えよう。【マニラ矢野純一】

のっけから、人身売買・売春・実在児童を映した画像が横行しているフィリピンと日本を比較。売られた人が来るのが日本です。そっちの人を助けてあげてほしいですね。それと、単純所持を禁止すると取材活動にも支障が出ると思うのですが、除外されるだろうからいいやという考えなのか、それとも単純所持禁止になればすぐさま児童ポルノが存在しなくなるという考えなのか。

 フィリピンではこれまで児童ポルノを労働法や人身売買法の枠内で規制するだけで、児童ポルノを定義して規制する単独の法律がなかった。そのため、未成年者を対象にした売春容疑などでしか摘発できなかった。規制が緩いことから、各国の捜査機関は児童ポルノをネット上に流す抜け穴の一つにフィリピンがなっていると指摘してきた。

 日本の捜査当局がこれまでに押収した児童ポルノの画像の中には、比国内で撮影されたものが多く含まれている。また、日本の児童ポルノの漫画が同国を発信源にネット上に流される例もある

フィリピンの児童ポルノ規制法を日本のと合わせるだけで機能するんじゃないですか。日本で単純所持まで禁じる必要を感じません。

(フォントいじりは嫌いですが…)

漫画は児童ポルノじゃねぇよ!!

これで給料もらってるとかどうなってるのこの新聞社。品性もない上に知性も、正確な記事を書く能力もないの?その辺のブロガーの方がマシなんですけど。

 テオドロ委員長は「表現の自由といっても子供の性を食い物にしていれば問題だ。また、きちんと(児童ポルノに使おうとした)証拠を集めれば、(違法かどうか)判断できる」と力説する。

あのね、実在児童の性が食い物にされるものについて表現の自由を求めてるわけじゃないんですよ。

 世界各地で児童ポルノ問題に取り組む国際NGO「児童失踪(しっそう)・児童虐待国際センター」(米バージニア州)は「フィリピンでこの法律が施行されるとアジア地域で最も規制の厳しい国になり、喜ばしいことだ」と規制強化実現を期待している。

この人たちは、子供を守りたいのか規制を強めたいのか。実効性のない規制の厳しさはかえって子供を危険にさらします。規制の厳しさと性被害が比例するなら単純でいいですよね。残念ながら違うわけですけども。

 日本の児童ポルノ漫画を翻訳するフィリピン人女性は胸中を悲しげに話した。「生活のためには仕方がない」。マニラ首都圏に住む20代の女性は周囲を気にしながら、翻訳中のポルノ漫画を見せてくれた。未成年と分かる制服を着た少女や、小学校の校庭を舞台にした絵が描き出されていた。

また出ました。児童ポルノ漫画。『の』すら省略してきやがった。あの『日本ユニセフ協会』ですら、法律用語とは違うから『準児童ポルノ』と称していたのに、報じる側は全く分かっていない。対立する立場から言うのもなんですけど、日本ユニセフ協会は毎日新聞を味方に引き込まない方がいいと思いますよ。情報把握が出来てない味方は敵より始末が悪い。

 女性は児童ポルノなどをネット上で販売する会社で翻訳のアルバイトとして働いている。「仕事を失いたくない」と匿名を条件に取材に応じた。 「日本の漫画に興味がある人」という求人をネット上で見つけ、応募した。給料は、同国の公務員の平均月収とほぼ同じ月額約1万5000ペソ(約3万円)。小学生の娘と2人暮らし。この収入だけが生活の支えだ。

公務員と同じだけ稼いでれば充分じゃないでしょうか。何が不満なのか。

 日本の漫画は定期的に、マニラ首都圏にあるこの会社にメールで届いているという。女性は週2回、出社して漫画の画像が入ったUSBメモリーを受け取り、自宅のパソコンで日本語のせりふ部分を英語に翻訳する。日本語はほとんど話せないが、ネットの辞書機能を使っている

 同社の事務所では10人ほどがパソコンの画面でフィリピンや世界各国のポルノビデオやアニメの編集や翻訳をしている。編集した映像や、女性が翻訳した漫画は、ネット上で世界中に販売されているという。欧米など世界中に顧客がいる。事務所は24時間稼働。「人件費が安いし、規制がないから、この国にこんな会社があるのだと思う」と女性は説明する。

これって、海賊版のような…日本語の分からないスタッフが、自宅でネットの辞書機能使って翻訳するだなんて、ビジネスでそれを容認する間抜け出版社がいるんですかね。

人件費が安いからこんな会社が存在する、よりも人件費が安いから海外から買春しに来る人が多い、という方を心配してはどうか。

 「初めてこのような漫画を見たときには、あまりのひどさに頭が混乱した」という。自宅で作業中のパソコンの画面を娘が見たこともある。それ以降、二度とパソコンには近寄らないように言いつけている。今は何も感覚がなく、淡々と訳すだけだという。

 「子供を扱ったものは規制すべきだと思う。こんな仕事をしていて罪の意識はあるけど……」。別れ際に彼女は力なく話した。

日本語も分からないのにネットの辞書機能使って翻訳する仕事で公務員並みの給料もらうのが嫌なら、もう少し給料安くてもいやいや働かなくていい職場がありそうなものですが。

間違いなく言えるのは、この仕事によってこの女性と子供が売春せずにすんでいること。なんだ、エロ漫画規制せずにこういう誰でもできる翻訳の仕事増やしたら児童売春がなくなるじゃないですか。やっぱり二次元規制は間違ってますよ。

<世の中ナビ NEWS NAVIGATOR 国際>

 国際社会で児童ポルノ取り締まり策が論議を呼ぶ中、フィリピン下院(定数250以内)は児童ポルノの単純所持やネット閲覧を禁じる厳格な児童ポルノ禁止法案審議を進めている。法案には下院の過半数が賛成する見込みで、年内成立の可能性がある。同国はネットや書籍・ビデオ販売などで流通する児童ポルノの発信源の一つ。その「商品」に使われる被害児童の多さでは筆頭に挙げられる。児童ポルノ規制強化の動きは、単純所持を禁止しない日本などにも影響を与えよう。【マニラ矢野純一】

 法案は規制範囲として児童ポルノを写真やビデオに加え、性描写目的の漫画も含めている。販売目的の所持だけでなく、単純所持や意図的なネット閲覧やダウンロードも禁じた。違反した場合は禁固6~12年。インターネットの接続業者(プロバイダー)や、児童ポルノ関連のホームページ開設者も処罰対象になる。

 フィリピンではこれまで児童ポルノを労働法や人身売買法の枠内で規制するだけで、児童ポルノを定義して規制する単独の法律がなかった。そのため、未成年者を対象にした売春容疑などでしか摘発できなかった。規制が緩いことから、各国の捜査機関は児童ポルノをネット上に流す抜け穴の一つにフィリピンがなっていると指摘してきた。

 日本の捜査当局がこれまでに押収した児童ポルノの画像の中には、比国内で撮影されたものが多く含まれている。また、日本の児童ポルノの漫画が同国を発信源にネット上に流される例もある。

 法案提出者の一人で下院・児童福祉委員会のテオドロ委員長は「貧困から親が子供を児童ポルノのモデルに使って、その収入を生活費に充てているケースもある」と語る。比国ネット上では、法案に対して「表現の自由を侵す」「捜査権の乱用につながる」との批判も飛び交っている。

 テオドロ委員長は「表現の自由といっても子供の性を食い物にしていれば問題だ。また、きちんと(児童ポルノに使おうとした)証拠を集めれば、(違法かどうか)判断できる」と力説する。

 世界各地で児童ポルノ問題に取り組む国際NGO「児童失踪(しっそう)・児童虐待国際センター」(米バージニア州)は「フィリピンでこの法律が施行されるとアジア地域で最も規制の厳しい国になり、喜ばしいことだ」と規制強化実現を期待している。

◇「娘との生活のため」 日本の漫画、翻訳しネット販売

 日本の児童ポルノ漫画を翻訳するフィリピン人女性は胸中を悲しげに話した。「生活のためには仕方がない」。マニラ首都圏に住む20代の女性は周囲を気にしながら、翻訳中のポルノ漫画を見せてくれた。未成年と分かる制服を着た少女や、小学校の校庭を舞台にした絵が描き出されていた。

 女性は児童ポルノなどをネット上で販売する会社で翻訳のアルバイトとして働いている。「仕事を失いたくない」と匿名を条件に取材に応じた。

 「日本の漫画に興味がある人」という求人をネット上で見つけ、応募した。給料は、同国の公務員の平均月収とほぼ同じ月額約1万5000ペソ(約3万円)。小学生の娘と2人暮らし。この収入だけが生活の支えだ。

 日本の漫画は定期的に、マニラ首都圏にあるこの会社にメールで届いているという。女性は週2回、出社して漫画の画像が入ったUSBメモリーを受け取り、自宅のパソコンで日本語のせりふ部分を英語に翻訳する。日本語はほとんど話せないが、ネットの辞書機能を使っている。

 同社の事務所では10人ほどがパソコンの画面でフィリピンや世界各国のポルノビデオやアニメの編集や翻訳をしている。編集した映像や、女性が翻訳した漫画は、ネット上で世界中に販売されているという。欧米など世界中に顧客がいる。事務所は24時間稼働。「人件費が安いし、規制がないから、この国にこんな会社があるのだと思う」と女性は説明する。

 「初めてこのような漫画を見たときには、あまりのひどさに頭が混乱した」という。自宅で作業中のパソコンの画面を娘が見たこともある。それ以降、二度とパソコンには近寄らないように言いつけている。今は何も感覚がなく、淡々と訳すだけだという。

 「子供を扱ったものは規制すべきだと思う。こんな仕事をしていて罪の意識はあるけど……」。別れ際に彼女は力なく話した。

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 ■ことば

 ◇児童ポルノ規制

 「児童失踪・児童虐待国際センター」によると、世界で児童ポルノの画像の単純所持を禁じているのは56カ国で、米やカナダ、スウェーデンは漫画も処罰対象にしている。日本は04年の法改正で、新たに販売目的以外で児童ポルノを提供した者も処罰の対象に加えたが、単純所持は禁じていない。

 ◆各国の児童ポルノ規制の動き◆

96年 8月 ストックホルムで「児童の商業的性的搾取に反対する世界会議」開催。日本は「取り組みが遅れている」と指摘される

    9月 米連邦議会で96年児童ポルノ禁止法が成立。実在しない児童を描写した漫画などのポルノを規制対象に

98年 5月 スウェーデンで児童ポルノの単純所持を禁止

99年 5月 日本、児童買春・児童ポルノ禁止法制定。児童ポルノの製造、販売などを処罰

00年 5月 国連総会で「児童の売買、児童買春及び児童ポルノに関する児童の権利に関する条約の選択議定書」を採択。児童ポルノの製造、配布、輸出入、販売や、これらの目的での保有に対し、締約国は自国の刑罰法規を適用することを求められる。日本は05年1月に批准

02年 4月 米連邦最高裁で、96年児童ポルノ禁止法で定めた実在しない児童を描写するポルノの禁止は表現の自由を不当に侵害するとして違憲判決

04年 6月 日本は児童買春・児童ポルノ禁止法の一部を改正。販売目的以外で児童ポルノを提供した者も処罰の対象に加えたが、単純所持は禁じず

08年 6月 日本で与党が児童ポルノの単純所持禁止などを盛り込んだ児童買春・児童ポルノ禁止法改正案を衆院に提出。現在も継続審議

   11月 ブラジル・リオデジャネイロでブラジル政府、ユニセフなど主催の「第3回子どもと青少年の性的搾取に反対する世界会議」を開催。児童ポルノ画像の入手だけでなく、閲覧や過激な漫画などの表現物も規制対象とする行動計画が策定される

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