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2008年11月12日 (水)

インドネシアのマスコミはまとものようで羨ましいです

この前書いたインドネシアのポルノ禁止法(日本の宗教政党もこのくらいやるべきだ)の続き。

反ポルノ法が波紋 インドネシア、曖昧規定で民族対立へも

 【シンガポール=宮野弘之】人口の90%以上をイスラム教徒が占めるインドネシアで、先月成立した「反ポルノ法」が波紋を広げている。ヒンズー教徒が多数派のバリ州のパスティカ知事は最近、同州では民族対立を引き起こしかねないとして施行を見送る考えを表明し、中央政府との対決姿勢を鮮明にした。

(中略)

 同法案は1997年に初めてイスラム系政党の手で提出されて以来、修正を繰り返し何度も提案されてきた。今回成立したのは、来年の総選挙での苦戦が予想される与党が「イスラム票取り込みを狙った」(地元紙ジャカルタ・ポスト)との見方がもっぱらだ。

おやおや日本の状況の先取りですね。『所属の議員が全員とある宗教団体の構成員になっている政党』が旗振りして、安定多数を確保したい党(自民か民主のどっちか)が丸呑みするのが目に浮かぶようです。ああ、ここまで書くとぼかすほうがいやらしいですかね。

 これに対し、ヒンズー教徒やキリスト教徒の住民がイスラムの価値観を押しつけるものとして反発。とくにバリでは、伝統のバリダンスが禁止されるとして、大規模な抗議デモも展開された。

 インドネシア政府は「あらゆる民族の伝統や儀式は尊重される」としているが、法律ではワイセツの定義があいまいで、しかも一般市民が告発できるため、「対立相手を陥れる手段に使われかねない」(同紙)との指摘は根強い。

宗教観をもとにした法律は、違う宗教観を持つ人には到底受け入れがたいという見本。移民受入れ推進派や国籍法を改正したい人は多民族・多宗教な国の現状くらい見ておいたほうがいいと思うよ。

ちゃんと法案成立の経緯や問題点を把握しているジャカルタ・ポスト。一方知ってか知らずか児ポ法改正を推進する日本のクオリティペーパー。特に変態新聞。

 


やるかやられるか、だな…(あえて漢字はあてない)

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