« 仕方ないので… | トップページ | 夢は夜開く »

2007年10月25日 (木)

グリーングリーン

うまらいだー、今回のお題は『TTG』の『グリーングラス』です。


 今でも阪神ファンには語り草の『クリーンアップによるバックスクリーン三連発』。この年チームが日本一になったこともあり、プロ野球史に残る名場面となっている。だが、もしどこかで途切れていたらありふれた試合の一風景としか認識されなかったかもしれない。あるいは、一人でも違った方向へホームランを打っていたらここまで大きな話にならなかったかもしれない。そう考えるとバース・掛布がセンターバックスクリーンに叩き込んだあとに続いた岡田こそが、この出来事を伝説にしたといえる。

 話を本題に戻してTTGの三頭。後に『伝説の新馬戦』と言われるレースを勝ち、そのレースで一緒に走ったシービークインとの間にミスターシービーを出したトウショウボーイ。薬殺処分寸前のクモワカからワカクモへとかろうじてつながった血を持つテンポイント。どちらも物語性の面では申し分ないが、この二頭だけでは『普通の』ライバル物語でしかなかったのではないか。『バックスクリーン三連発』と同じく、ありふれた風景を伝説に変えた『第三の男』、それがグリーングラスだった。

 TTがターフを去った後もグリーングラスは走り続け、二頭ができなかったクラシック・天皇賞・グランプリの制覇の上に、有馬記念を勝っての引退をやってのけた。年度代表馬にも選出され、GI馬も輩出したにもかかわらず顕彰されていないのは投票者の不見識を如実に表していると思う。何かの機会に、再度顕彰の対象になることを切に願う次第。

 グリーングラスには『最後に決める』のがよく似合う。

|

« 仕方ないので… | トップページ | 夢は夜開く »

うまライダー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: グリーングリーン:

« 仕方ないので… | トップページ | 夢は夜開く »