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2006年9月29日 (金)

記事を書かずば撃たれまい

 ブン屋に営業モラルを問われたくないですね。

 以下引用

 大阪トヨタ、社員の車を高値で査定…顧客販売に上乗せ

 中古車の大量架空販売が発覚した自動車販売大手「大阪トヨタ自動車」で、大阪府内の営業店が幹部社員の中古マイカーを高値で買い取り、さらに高い価格で一般顧客に販売していたことが、27日わかった。

 幹部社員はマイカーを自ら「査定」し、約50万円の売却益を得ていたという。顧客への販売価格に、その分が上乗せされた形になり、同社の営業モラルが問われそうだ

 同社関係者によると、幹部社員は2003年10月、同社が仕入れた中古ワゴン車を、勤務していた営業店で126万円で購入。通勤用などに使った後、翌年9月、同社に1・4倍の180万円で売却した。

 ワゴン車はその3週間後、同営業店で一般顧客に198万円で販売された。

(読売新聞) - 9月27日14時33分更新

 引用以上

 なんか、ものすごく本質からかけ離れた記事で笑っちゃう。確かにあこぎな商売ではあるけど、お客さんもそのワゴン車に198万円ならお金を出していいと思って買ったのだから、前の所有者がどれだけの価格で購入したかとか、いくらで仕入れたとかは全く関係ない。むしろ糾弾すべきは、最初の仕入れの後幹部が購入したときの値引き(社割りの域を超えた大幅値引きや不正経理の可能性アリ)や、買値より高くなった査定における不正の可能性、および差額利益の税制上問題(給与の一部とみなす可能性)とか、自分の利益のために会社に損害を与えているから背任罪の可能性があるのではないかとか、もっと深い記事が書けるはず。

 モノ代と経費諸々合わせた原価+利益=販売価格という発想をするからこの種のバカ記事が出来上がるわけで、利益=販売価格-原価と考えれば、販売価格はあくまで売り手と買い手の間で合意が形成される価格であって、原価は利益額の多寡を決めるファクターでしかないことがわかりそうなもんですけど。(※)この記者さんは販売価格が原価を下回ってる品物にも原価分の金額を払ってくれるんですかね?

※かなり特殊なケースにしか当てはまりません(訂正になっているか分からない訂正についての説明

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