« 野球脳ですか | トップページ | リサイクルの舞台裏 »

2006年7月23日 (日)

カワタカ技研のズンドコ節

以前こんなダメオラクルが降りてきたので、もうちょっと膨らませてみることにしました。

風に吹かれて花が散る 雨に濡れても花が散る
咲いた花ならいつか散る 同じさだめの恋の花

向こう横丁の ラーメン屋
赤いあの娘の チャイナ服
そっと目くばせ チャーシューを
いつもおまけに 2・3枚

『あれ、チャーシュー麺なんて頼んでないけど?』
『か、勘違いしないでよ。チャーシューが余っただけなんだからっ!!』
『ありがとう、金なくて困ってたんだよ。やっぱここは安くて、うまくて、量も多くて最高だな』
(…ホントにそれだけなの………?)
『しょうがないわね、閉店間際なら余りもの出してあげるから。その代わり閉めるの手伝いなさいよ』

明日 明後日 明々後日 変わる心の風車
胸に涙があふれても 顔にゃ出せない 男なら

角のガソリン スタンドの
オイルまみれの お下げ髪
なぜかまぶしい 糸きり歯
こぼれエクボが 気にかかる

『よっ!!』
『何しに来たのよ?』
『おいおい、一応客だぜ?笑顔で出迎えてほしいもんだな』
『くっ…レギュラーですか、ハイオクですか?』
『ハイレグ満タン』
『ば、ばかっ!!何恥ずかしいこと言ってんのよ。』
『あ、悪い電話だ。…もしもし。…うん…え、何?…マジか…この裏切り者ー』
『どうせアンタのことだから、友達と一緒に週末の花火大会でナンパしようと思ってたけど、友達は一足先に彼女できたとかそういうことでしょ』
『あーあー聞こえない聞こえなーい。いいんだ、一人でもかわいいコ見つけるから』
『ふうん…他に一緒に行ってくれる人もいないんだ』
『関係ないだろ』
『関係ないって何よ!幼馴染だからって一応心配してあげてるのに』
『じゃあ、一緒に行ってくれるのかよ』
『私が?アンタと?』
『ほらな』
『行かないとは言ってないでしょ。あんまり可哀相だから行ってあげるわよ。その日はちょうど暇だし』
『行きたいなら初めからそう言えよ』
『べ、別にアンタとどうこうじゃなくて花火が見たいだけなんだからねっ!!』

つらいときでも泣き言は 口を結んで一文字
いつか必ず故郷へ 錦飾って帰るから

守り袋を抱きしめて お国訛りで歌うのさ
西の空見て呼んでみる 遠く優しい・・・・・

『じゃあ、行って来る』
『止めたって聞かないんだから、知らないわよ』
『何とか頑張ってみるよ』
『せいぜい逃げ帰って来ないようにすることね』
『ああ、分かった』
『いつもボーっとしてるんだから、騙されたりするんじゃないわよ』
『うん、気を付ける』
『それから、これ。持って行きなさい』
『痛っ…お守りか。でも、これ安産祈願だよ』
『しょうがないでしょ!!家から持ってきたら慌てて間違えたんだから』
『ありがとう。これで、いい結果が産まれる気がするよ』
『ウチのお守りはよく効くんだから』
『じゃあ、かわりにこれ預かってくれないか』
『ギターの…ピック…?』
『成功してここに戻ってきたら、このピックを使って君だけに歌うよ。』
『バカ………バカバカバカ』
『ごめんよ。それまで、待っててもらえないかな』
『あんまり待たせたら許さないんだから』

注:一部歌詞が内容にそぐわないので割愛しています

|

« 野球脳ですか | トップページ | リサイクルの舞台裏 »

リサイクル」カテゴリの記事

カワタカ技研日誌」カテゴリの記事

ダメオラクル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: カワタカ技研のズンドコ節:

« 野球脳ですか | トップページ | リサイクルの舞台裏 »