古文の先生だから現代文の語句の意味は分からなかったんですね
自民党の杉村太蔵議員(26)のブログ(日記風サイト)の一部が、代々木ゼミナール人気講師・吉野敬介氏(39)の自伝に酷似していることが22日、明らかになった。
(中略)
吉野氏は「オレは自分のつらい体験談から、死ぬ気になれば何でもできる、笑い話にして生徒たちに伝えたかった。それがオチの『風邪ひいちゃう』までパクるとはね。民主党の永田さんは例のメールを本物と信じて問題起こしたけど、杉村さんは確信犯じゃないか。とことん話したい。顔出せ」と怒りは収まらなかった。
あの、確信犯って『政治的・思想的な信条に基づいて正しいと確信して罪を犯すこと』であって、『悪いと分かって罪を犯すこと』ではないのですが。むしろ語義に忠実なのは引き合いに出した永田議員の方なんですよ。偽メールの公開が罪に問われるわけではないですけども。現国の先生じゃなくてよかったですね。
| 固定リンク
「カワタカ技研日誌」カテゴリの記事
- さよなら2020(2020.12.31)
- さよなら2019(2019.12.31)
- さよなら2018(2018.12.31)
- 性欲と食欲と脅迫論法と1万いいねの話(2018.02.27)
- 日の丸の上に他の記章を配置する奴は、ほぼ例外なく馬鹿だという話(2018.02.09)
コメント
お久しぶりです。エニャーの中の人です。
あー、ボクもブログで「確信犯」を誤用しちゃってますねぇ。
でも、こういう言葉って扱いが難しくて、雑誌などの媒体では
「世間に浸透している意で取る」ってところが多いようですよ。
ボクは素で間違えてましたけど。吉野先生はどっちでしょう。
投稿: デグチ | 2006年5月25日 (木) 06時02分
お久しぶりです。いつも楽しく拝見しております。
おっしゃるとおり、意味は通じてますし認知度も高いので、読み返してみると何でここまでムキになってるんだろうと思います。日常会話でも、いちいち訂正する手間を省くために通じるほうで言っちゃうことはよくありますし。たぶん、これを書いたとき何かしらイライラしてたんでしょうね。
こういう時は本仮屋ユイカでも見て心を落ち着けたほうがよいようです。
投稿: カワタカ | 2006年5月25日 (木) 20時46分