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2006年4月 1日 (土)

真ん中の『・血・』が顔に見える

 連続で合同日記、次のお題は『死・血・痛』です。欲張りなお題ですね。居酒屋の漬物三種盛くらいの欲張り。特に柴漬けが入っている組み合わせがよいです。酒が進んでしょうがありません。逆に梅干は敬遠したい。居酒屋のはなんだか出汁がきいてるような味で、お茶漬け向きだと思います。

『死』

 昨年末、祖父が亡くなりました。月日が経つにつれ徐々に当時起こっていた感情の揺れが少なくなってきますが、ふとしたきっかけで思い出すと涙が出そうになります。あの日、数分早く駅に着いて一本早い列車に乗っていれば死に目に会えたのですが、間に合ったとしても僕は何かできたのでしょうか。

『血』

祖父の病気の原因は脳の出血でした。確か9年くらい前だったと思います。その後はリハビリでいくらか回復もしましたが半身麻痺があり、麻痺しているほうは血が通っていないかのように冷たくなっていました。大きくて皺だらけで温かかった祖父の手はむくんでパンパンに膨れていました。よく、動くほうの手で麻痺したほうを擦るしぐさをしていたのを思い出します。

『痛み』

麻痺していないほうの半身には感覚が残っているため、介護中少し無理な体勢になると祖父は怒っていたそうですが、最期の時には意識もほとんどなく痛いともなんとも言わなかったようです。手や足のむくみも死後どんどんなくなっていき、納棺の時にはどちらがどうだったか分からないほどになっていました。生きている人しか痛みは感じないんだよな、という冷静な考えの後に、祖父は痛いとも辛いとも感じなくなってしまったんだという事実が浮かび涙が止まりませんでした。

いつもの調子の合同日記を期待していただいた方には申し訳ないのですが、今はこのお題でこのことしか書けません。そのうち、『登場人物を難病で死なせるような泣ける話ってどうよ?』というのも書けたらと思います。

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