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2006年3月 1日 (水)

2006,3,17

心に残る≠良い 2006,3,17
 合同日記、今回のお題は『心に残るこの作品』です。一冊、という限定をはずしたということはAVとかでもいいですか、とか考えましたがやめときます。基本的に、本なんて人の勧めで読むもんじゃないと思ってるので、ここに挙げたのもお勧めのものばかりじゃありません。

①たったひとつの冴えたやり方 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア
 前言を翻すようでなんですが、『白血病患者を連れまわして死なせたり墓を暴いたりする、自称哲学書』の作者と編集者は、コーティー・キャスの機転と勇気を学ぶべく、表題作を100回読み返してほしい。

②世界の中心で愛を叫んだけもの ハーラン・エリスン
 表題作は難しくてよく分かりませんでした。時間を置いて再読しようと思います。帯の『これが元ネタ』が秀逸。セカチュー?なにそれ。作者が哲学書と称している作品にアニメのサブタイトルをつける編集者にはぜひこの作品を読んでほしいものです。はやりの純愛作品と間違えた上、注文票に『世界の中心で愛を叫んだもの』と店員さんにも。

③リアル鬼ごっこ 山田悠介
 間違い探しにどうぞ。山田語のテキストにするなら初版本を。

④ほんじょの虫干し。 本上まなみ
 擬音の使い方が独特。ギスギスした文書を書いてしまいがちな精神状態の時に読むと心が洗われるようです。

⑤創竜伝 田中芳樹
 最近漫画化もされているようですが、作者の政治的信条を混入しすぎて作中内の設定が破綻している作品をどう料理するか見ものです。

⑥天国までの百マイル 浅田次郎
 登場人物を死なせなくても泣ける話は作れるという見本。泣きながら一気に読みました(パクってみた)

⑦夢の樹が接げたなら 森岡浩之
 『星界』シリーズの作者の短編集。表題作や、『ズーク』は人工言語、『夜明けのテロリスト』は情報網、『代官』は政治制度、『スパイス』は人工生命の扱いで『星界』の素地になっていそうな感じ。『スパイス』の最後はしばらく忘れられないインパクト。

⑧NUDITY
菅野美穂。神棚に飾りたい一品。

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