カワタカ技研日誌 2004年11月
過去日記のコピー
2004/11/30 私用がない電話 |
で、その貴重な初日。本を片付けようとして読みふけったり、ゲームしたり、昼寝したり。無駄遣い、いや贅沢と言うべきか。真昼間から風呂に入る。普段はシャワーだけど、お湯を張ってバブを入れる。湯船に使ってぼんやりしていると電話が。
~♪(社歌)
『はいカワタカです(真顔)』
真顔だけどすっぽんぽん。インリンよりセクシー、カワタカオブジョイトイ。まさにエロテロリスト。どうでもいいけど、エロテロリストよりエロリストのほうが語呂いい気が。
かかってきたのは女性の事務員さん。字面だけだと『すっぽんんぽんで女性と電話』って、なんかドキドキするシチュエーションなんですが、僕のストライクゾーンからは20球連続で外れて押し出しくらいなのでどうにもなりません。
『業者さんがチラシ回収に来るのは何時ですか?』
え、それだけ?昨日伝えたことなんですが。しかも電波悪くて、同じやり取りが何回も。
『すいません、聞こえなかったんですけど何時ですか』
『6時です』
『すいません、聞こえなかったんですけど何時ですか』
『6時です!』
『すいません、聞こえなかったんですけど何時ですか』
『6時です!!』
『すいません、聞こえなかったんですけど何時ですか』
『6時です!!!』
悪いのは電波だけなんだろうか。わざと?
夜、ようやく外に出る。夜型人間にとって、日が早く沈むこの季節は夜が長くていいです。白夜とか、気が狂うかもしれないですね。
朝も昼も食事をしてないのを思い出す。韓国料理か焼肉で迷った挙句、焼肉。これでまた一つ『一人で○○シリーズ』が増えました。で、散々食べて六千いくら。ちょっと吐きそうになる。そして、日記更新。以上。
2004/11/29 ピンク色の夢は夜開く |
携帯電話が嫌い。どうでもいい用事までかけてくる人がいる。それと、いつでも連絡がつくせいでいちいち人に確認したり、一度ですむことを何回にも分けてするようになる。これは自分にも言えることだけど。
やぁきゅう~ すぅるなら~ こういう具合にしやしゃんせ アウト セーフ よよいのよい♪
『はい、カワタカです(真顔)』
『いまどこ?事務所』
『外ですけど』
『あ、そう。じゃいい』
同じ建物の一階と二階ぐらい自分で探せ。行き先は書いてあるから。
頼んでないことで『~のためにしてくれてるのに』とか言う人の相手は疲れる。誰も合コンしてくれとは頼んでない。自分から頼んどいて断るならまだしも、頼んでないことで断って悪く言われる筋合いはない。その話の流れで『何で?』と聞かれるのも苦痛。職場の人は営業だからその辺が分からないと気になるのかもしれないけど、行かないものは行かないし聞かれても答える必要もない。それとも『いやなもんはいや』とか『○○さんがらみだからです』とか言ったほうがいいのか。僕のこういう性格は営業向きじゃないんでしょうね。人が何かするのに理由はいらないと考えてますから。言ったとしても本当のことは言いませんよ。
自分の基準でしかものを見られない人にあれこれ言われるのに耐えられない。一人で居酒屋やバーに行くのがそんなに大層なことか。いい年した大人が一人では何も出来ないと言ってるのと同じことに気づいてほしい。彼女がいないことについて言われても困る。僕は一人では何も出来ない人に対して何も言わないのに、僕が一人なのについて色々言うのはアンフェアだと思う。それとも言った方がいいんですかね。
『あなたは彼女連れてピンク色のお店に行けるんですか?』
2004/11/28 something |
身体的にはあまり寒さを感じていないわけですが、財布は別。北風吹きまくり。冬将軍大暴れ。それもこれも、この前行った合コンで全員分立て替えたせいです。それはいいとして、3人のうち2人が滞納とかどうなんでしょう。さらにそのうちの1人は追加融資を希望。ブリザードだ。だいたい、延滞を言ってきたのに、返す前にパチンコするという発想が分からないんですが。そんな金があるなら一分一秒でも早く返せ。ボーナスが出るまで待ってくれとか、ボーナス出なかったらどうするのか。背筋が寒くなります。
よく、滑ったギャグの描写として背景が吹雪になるんですが、実際は逆ですよね。むしろ怒りで体温上がる。あと、全く面白くない皮肉。コピー頼まれて同時にほかの用事もこなしてたら、『どこのコンビニまで行ってたんですか?』だと。そんなに急ぎならコピーくらい自分でやれ。僕の仕事がコピーだけならいくらでも早くコピーして差し上げますよ。あれですか、どこが面白いポイントか解説したほうがいいですか。元ネタじゃなくて、言ったネタ自体を解説すると寒くなるんですけど、そうしたほうがいいですか。はい、じゃぁここ試験に出します。まず、構造的に…(以下略)
上の文章でも出たけど、冬将軍。連戦連勝のナポレオンがロシア遠征で、ロシアの将兵には勝てたけど冬の寒さには勝てなかったことから。どのくらいすごかったかというと、ロシア軍もまともに戦闘できなかったくらいの寒さ。多分アゴ割れてる、のはは笑い、一休に屏風のトラを捕まえさせようとするような感じ。
小春日和。冬に寒さが緩んで春を思わせる陽気になること。僕には小春日和すらないんですが、これは頭が小春日和だからってことなんでしょうか。
2004/11/27 人の性格は血液中の糖の結合によって決まるという説の信奉者のなかでO型が昔C型と呼ばれていたこと(あるいはOはゼロであること)を知っている者はいるかどうかを血液型の分布によって説明せよ。 |
今まで散々書いてきた、血液型の話。(こちら)
以下引用
血液型による性格判断を扱うテレビ番組が、今春から増えている。特定の血液型を「いい加減な性格の持ち主」「二重人格」などと決めつける内容が目立ち、NHKと民放が設立した第三者機関「放送倫理・番組向上機構(BPO)」には、視聴者から「子供が血液型でいじめを受けた」「一方的な決め付けで不快」などの抗議が4月以降、50件以上寄せられた。このためBPOの青少年委員会は番組内容などを検討し、「科学的根拠があるかのような体裁で問題がある」などと判断、近く民放各社に対し、番組制作にあたり慎重な対応を、と要望する。
「決定!これが日本のベスト100」(テレビ朝日系)、「発掘!あるある大事典2」(フジテレビ系)などのバラエティが、血液型による性格判断を扱う特集を組み、確認できただけで10月に少なくとも6回あった。内容は▽嫌いな血液型、相性が悪い血液型などをランク付けする▽タレントらが「B型はいい加減」「AB型は二重人格」などと言い合う▽保育園児を血液型別に行動観察する――などだ。
立命館大の佐藤達哉助教授(社会心理学)によると、血液型性格判断は80年代にブームになった。学者らが「統計上の違いはわずか。科学的には何も実証されていない」などと批判し、沈静化したが、再び雑誌などが取り上げ「大衆の常識のように定着してしまった」という。
血液型番組の差別・偏見を告発するサイトを9月に開設した岡山大の長谷川芳典教授(心理学)は「ほとんどの番組は、いい加減なデータでレッテル張りをしている。血液型という生まれつきのもので他人を判断することは不当だ」と批判している。【保泉淳子】
(毎日新聞) - 11月27日15時3分更新
引用終わり
なんていうか、僕の会社の上司も血液型の話大好きなんですよ。ほんと頭痛い。たぶんこれは飲みすぎのせいじゃない。
2004/11/24 笑う馬 |
内容はネタバレになるので割愛。そのかわり、一番印象に残った台詞を。
『わ~、人多いね。これ全部ハウルかな?』
あなたの目の前にいる人間は違うの見に来てるんですが?お答えしたほうがいいですか。ああ、一人さ。それで?
2004/11/23 忘れん坊将軍 |
『女性に求める三つの譲れない条件をあげなさい』
<回答>
①笑顔がかわいい
②明るい
③僕のことを好きだと思ってくれる
③のあたりが、なんとなく病んでる気がします。ま、この質問はまだ序の口ですからね。
『もし①~③の条件が全く同じ二人がいたとして、一つだけ違う点がある。それは何か』
<回答>
一緒にお酒が飲める。
回答によって分かるもの。『恋人に求める一番大事なこと』
…らしいのですが、胡散臭いですよね。全く同じ要素を持つ人間が仮に二人いたとして、最後の回答で得られるのは『どちらがより好みに近いか』ということでしかない気が。その場では納得したものの後から考えると釈然としない感じ。質問の構造的に4番目に答えるものが一番大事になるだけなのかなぁ。たぶん、『他の要素は全く同じ』という現実にありえない仮定がミソなんでしょうね。
われながら無難な回答をしたもんだと自画自賛するわけですけれども、答えるまでに思い浮かんだのが『メガネっ娘』とか『真夜中は別の顔』とか、そういうのばっかりで自己嫌悪。
2004/11/22 飲む飲む飲む |
今回は、ジンをストレートで飲んだり、あれやこれや飲んだり、途中で寝たり、いろいろ飲んだりで午前二時まで。
帰りは代行。あくびをひとつしたら、運転手が『夏目漱石のあくびの句』をなにやら言ったのをきっかけに、ずっと漱石トーク。坊ちゃんでは松山がボロクソに書かれてるのに松山市民は坊ちゃん好きとか、坊ちゃんとマドンナは作中であまり接点がないとか、英国に留学したのに英語より漢籍のほうが得意だったとか、そういう話。なぜか新札の話は出ない。
ピンク色じゃない、こんな一日。
2004/11/19 飲む打つ買う |
僕の買い物は、本・CD・ゲーム・酒がほとんど。それ以外はほとんど食費。たまに買う服はユニクロが多いです。週に一回着ればいいほうですからね。
本は見境なく買いますね。スポーツだと野球と競馬。空想科学読本シリーズとかと学会の本も好き。(最近と学会はトンデモ本に攻撃的な気も)オカルトとか疑似科学の本とかもよく買います。それからビジネス書が最近多くなった。『社長を出せ!』と『社長を出せ!ってまた来たか』は接客の人必見。読んでて人事とは思えなくなる。結局、クレームになる前に対応することと、クレーム後の対応、不当な要求に対する断りが大事なんですね。
本以上に変なラインナップなのがCD。フィンガー5、ピンクレディ、吉幾三、ドリフターズなど、昔のアーティストのの全曲集。東京プリン、ダンス☆マン、王様、嘉門達夫などのコミック系。クラシックだと『パッヘルベルのカノン100%』『G線上のアリア100%』という一曲のいろんなアレンジバージョンが入ったのとか『クラシカルエヴァー』みたいに幅広く集めてるもの。案外、クラシックが一番売れ線のあたりを買ってるかもしれないですね。あとは、徳永英明とか小田和正とかケミストリーみたいな男性の高音ボーカルが好きです。
ゲームはアクションのとかは買わなくなりました。思い通りに動かせなくなってきましたし、スポーツ系も目がついていかない。ウイポとかみんゴルみたいにプレイスピードが遅いのが最近いい感じ。パズル系も頭を使うのがめんどくさくなってきたので、もじぴったんもお蔵入り。
酒。学生のころは『一円あたりのアルコール量』が最優先でしたが、最近はおいしいのを少しだけでよくなってきました。というより、たくさん飲めないのでどうせ飲むならおいしいやつがよくなってきただけです。そのせいで最近はバーによく行くようになってあまり買って帰って飲まなくなりましたけど、今の時期だとやっぱり焼酎のお湯割とか燗酒がいいですね。ポットしまいっぱなしで未だにロックで飲んでたりするわけですけども。
今までに一番大きな買い物は車。青のヴィッツです。ほんとはWiLL VSが欲しかったんですけど高かったんで。ちなみにヴィッツを選んだポイントは色。今思うと、すげえ適当。ビデオ一本借りるのに1時間近く悩むくせに。
2004/11/16 今月の名言 |
多分、僕本人に向けられた近藤さんのツッこみは初。この言葉がいつまでも頭にこびりついて離れない。でも、送るのは僕だけど載せてるのは近藤さんだし。むしろこれは行司の意図と僕の(投稿者としての)キャラが一致したということで、上記の言葉は『もっとソレ系のを送れ』ということではないかと勝手に解釈。実際には、この前書いた『競馬ちょっといい話』みたいなのもあるわけで、僕自身は決してただのエロではないのです。
ちなみに今場所載ったネタ。
・デットーリ騎手のハニーフラッシュ
・僕は馬名からエロ単語を拾い出して選んでいます。
・乳首が精密機械の腕相撲マシーン(◎プリサイスマシーン)
ああ、確かにピンク色だ。でも僕のネタ以上の人がいるんですよ。
ますざぶ公式HP→番付→2004年秋場所
栃木県 壁におっぱい
字が赤じゃないということは、過去に掲載のある人でペンネーム変更が載っていない人。栃木県の投稿者だと…もしかしてピンク色の脳細胞を持つあの人?
2004/11/15 父さん母さんカワタカさん、大切な人ができたのです♪ |
今月の初めにも書きましたが、しばらく会わない人の状況が変わってたりするのは当たり前のことに感じられて、いちいち驚いたりしなくなりました。さすがに誰か亡くなるとかなると別でしょうが。で、件の後輩。何日か前から遊びに行く打ち合わせとかでメールをやり取りしてたんですが、予定の人数が集まらず取りやめに。そのあと、いつものようにエロメールに移行すると思われたのですが…
『それより、おれ結婚するんよ』
!!それ、ついでに言うかよ。びっくりしますよ。
びっくりしつつも、身近な人が幸せになるのは、なんかこう分けてほしい気になりますよね。おめでとう。
翌日、何の気なしにメールセンター問い合わせをすると『メール1件』
『お父さんになります』
先輩って呼んでいいですか。
2004/11/14 今夜、すべての豚丼屋で |
僕はよく、牛丼チェーン店に行きます。安い、早い、うまい、でサラリーマンの強い味方。もっとも、今では牛丼おいてるところも少なくて豚丼屋といったほうがしっくりきますね。むしろ、豚肉愛好者にとっては好都合。牛丼が復活しても続けてほしいものです。たぶん、豚丼が発売中止になったら最後の日に並ぶ可能性大。はたまた、『なんで牛丼屋に豚丼がねーんだよ』と暴れて逮捕される可能性微小。それくらいの愛。
そんなわけで、今日もいつもの某牛丼チェーン店へ。相変わらずの繁盛振りで、なかなか忙しそうです。店員の手が空くと、少し離れた席のおっさんが『豚丼並+豚汁+温泉卵』を頼みました。一方、僕は『豚丼セット(豚丼並+豚丼+漬物)+温泉卵』を。しばらくして出てきた順番が、おっさんの豚丼+温泉卵→僕の豚丼セット→おっさんの豚汁。頼んだ順番からいうと、おっさんの豚丼+豚汁+温泉卵→僕の豚丼セット+温泉卵ですんなりいくのに、おっさんは豚汁が来ず、僕は温泉卵が来ずという中途半端な状態に。少しして、ようやくおっさんの豚汁が来たと思ったら、その時には僕の温泉卵はすっかり忘れ去られてて、店員はおっさんに『あっち、まだ来てないのを待ってるよ』と言われてようやく気付く始末。おっさんありがとう。おっさんと言うよりは『おじ様』か。おじ様ありがとう。
そんなこんなで、不機嫌になりながらセットを完食。お会計。
『豚丼セットで500円になります』
『いや、温泉卵もあったんですけど…』
(ったく!どうなってんだこの店。オーダーちゃんと取れよ)
さっきのも含めて怒りがこみ上げてくるのを我慢しつつ店員に600円渡す。
『お釣り20円になります。ご確認ください』
と、手を握っておつりを返す店員。バカか!?そんなことで帳消しなるとでも?ふざけるな!!
よし、明日もまた行こう。
2004/11/13 蛇棲羅通苦上等 |
ド~は ド~ナツ~の~ド~
レ~は レモンのレ~
ミ~は み~んなの~ミ~
ファ~は ファイトのファ~
ここまではいいんですよ。問題は次。
ソ~は 青い空~
ソじゃないし。それよりも青い空で『蒼井そら』を連想してしまう自分が嫌。
後半になると考えるのが面倒というのは分かりますけど、ソならソー…麺とかあるじゃないですか。
もっとひどいのは二番。
ど~んな~とき~に~も~
れ~つを組んで~
み~んな~たの~し~く~
うん、ここまではいいんですよ。
ファ~イトを持って~
そ~らを仰いで~
ラ~ララララララ~
し~あわせの歌~
半分が既出なのもアレですけど、ラのおざなりさはひどい。ない知恵を振り絞って考えるとすれば、ファはファッ…クス、ソはそうろ…ん、ラはらんこ…うげ、シはしゃぶ…つ、とか色々考えられるわけです。ピンクな単語じゃなくても。
訳詩が悪いなら、元歌を聞いてみようと思い立ったわけです。で、アカデミー賞受賞作『サウンドオブミュージック』を鑑賞。アニメだと『トラップ一家物語』があります。ドレミの歌はこの映画の劇中歌ですね。
ちとうろ覚えにはなるんですが…
ドは Doe(雌鹿)
レは Ray(光)
ミは Me(自分)
ファは Far(遠く)
ソは Sew(裁縫)
ラは ソの次の音
シは Tea(お茶)
シがティーなのにも驚いたんですが、ラが!次の音て!結局訳詩も元歌の雰囲気を忠実に再現しているという結論にいたりました。
2004/11/12 かってにカワタカ技研 |
とある競馬場、男がみすぼらしい姿の男に金を渡している様子。男の連れらしきもう一人が話しかける。
『さっきのは何だったんだい?』
『いやね、何でもコーチ屋に金を巻き上げられて電車賃もないんだって』
『ああ、それはよくある寸借詐欺の手口なんだよ。騙されたね』
『そうか、よかった…』
『?』
『だって、コーチ屋はいなかったんだろ』
2004/11/11 鬼の居ぬ間にいろいろ |
日本で鬼の姿は、ごついおっさんで、パンチパーマで、角が生えてる姿なんですけど、これは日本に伝わってからのものらしいです。大陸から日本に伝わってきた当初は角のない姿で、今でいう幽霊的なものの総称が鬼だったらしいです。その鬼を追い払うために家に取り付けられたのが鬼瓦。鬼をもって鬼を制す、という考えですね。で、鬼を追い返すにはもとの鬼より恐ろしい姿でなければいけないということで、角や牙が生えたというわけです。
あと、赤鬼の原型は南方海域の赤く日焼けした異邦人のイメージかも。それかウォッカで酒焼けしたロシア人。昔だと、災いは外からやってくると考えることは多く、得体の知れない異邦人を恐れて鬼と称したのかもしれませんね。そんなに昔でもないけど、日本では『鬼畜米英』とか言ってましたし、今でも某国では『日本鬼子』とか言ってますね。欧米だと『悪魔』とか『悪の枢軸』とか。得体の知れないものを恐れる気持ちというのは、誰しも持つものなのでしょうがないですが、知ろうとせずに罵るのはいかがなものか。
不動産の仕事をするとよく出くわすのが、家相における鬼門。北東の方角を指します。その反対が裏鬼門で、南西を指します。この位置に入り口を作るとよくないと言われていますが、不動産でこれを口実にする人は、大抵もとの根拠を知らずにいってたりして笑止千万。
鬼門は、中国の平原から見て匈奴がやってくる方角で、そちらに入り口が向いてたら襲われやすいことから。匈奴の侵略を防ぐのに造られたのが、かの有名な『万里の長城』で、人工衛星で望遠かけずに確認できる建造物です。端の辺りは造りもいい加減な塀みたいな感じらしいのですが、羊とともに移動する匈奴が移動できない程度のものであれば充分だったのでしょう。ともかく、当時の人にあれほど遠大な建造物を造らせるくらいだからよっぽどの脅威だったと想像できます。
一方の裏鬼門は、台風のやってくる方向。実を言うと、こちらのほうは今でもそれなりに通用するもので、裏鬼門に出入り口を設置した新しい建物より、裏鬼門を避けた古い建物のほうが台風時の風の被害が少ないとのこと。昔の木造建築でいうと直に風が通るのを防ぐことによって火事の防止という面もあったと思われます。
元は中国で発生した考えですが、日本も北方に大陸があり南は海という地形から、東北方向からの人的災いや南西からの自然災害を防ぐという面でいえば、昔ならば合理的な考えといえます。が、今は北東に匈奴がいるわけでもなし(某国とか某国とか某国の脅威はありますが入り口の向きくらいでどうにかなるもんでもないし)、南西の台風被害だってわざわざ向きを気にして建て方を制限しなくてもシャッターつけるだけで充分効果的、となるとわざわざ家相を気にする根拠はほとんどないんですね。
もちろん、予算がこれでもかというくらいあれば好きにしていただければいいんですがね。お客様は神様ですから。ただ、聞き分けのない神様もいるんで、そういうときには心の中で『鬼!悪魔!』と罵りながら『事務所の備品に塩があったらなぁ』といつも笑顔でふるまってるんですね。
2004/11/10 普通の旅行はしない |
午前中は名古屋港水族館へ。乗り継ぎ待ちのときトイレで吐いて、到着してトイレで吐いて、なんだか吐いてばかりいる。水族館でも水槽の湾曲している部分が歪んで見えたり、光がゆらゆらしているのを見るだけで吐きそうに。二日酔いで来て、水槽見ながら吐きそうになってる人なんて、多分僕くらいですよ。ちょうど当日はどっかの学校が見学に来てたんですけど、小中学生を見てたら自分が薄汚れて見えてやりきれない。まだ、灰色くらいならいいけどピンク色の人間が薄汚れてるのはどうしようもない気が。体調は相変わらずで、イルカショーのお姉さんのハイテンションに耐えられない。普段ならイルカショーよりお姉さんで楽しめるはずなのに。
一通り水族館を回った後、やっと持ち直す。買っておいたパンを食べて腹ごしらえ。次はミソカツを食べに。肉は別腹でございます。行ったのは『矢場とん』という店。繁盛しているようで、前面道路に行列が。行列のできる店に行くなんて初めてですよ。なんか、旅の本筋とは違うところで色々体験してますね。
体調と、空腹具合を考慮して『みそかつ丼』を。他の人は『わらじとんかつ(ダブル)』の定食とか食べてました。ダブルって聞いただけで胃が…。以前なら非常に魅力的な言葉だったんですけど。残念。
さて、ここで自由時間。パチンコ組と、観光組と、競馬組に。競馬組は僕が言いだしっぺです。ここまで来てどこででもできるようなこととか、定番スポットになんて行きません。名古屋じゃないとできなくて、定番でないところ、なおかつ平日でも開いている。この条件を満たすのが『名古屋競馬場』、JRAの中京じゃなくて、『土古(どんこ)』と呼ばれているほうです。電話で確認すると開催しているとのこと。
レープロを失くしてしまったので、うろ覚えになるのですが7Rから馬券購入。1レース1,000円~2,000円、一点数百円で穴狙いの細かい馬券購入をしていきます。7Rは外し、8Rで人気薄から総流しで馬連ゲット、9点購入の9.4倍返し。数十円単位の勝ちにしかなりません。なんだか、川崎での20点買い30倍返しを思い出してやな予感。9Rは牝馬限定戦、人気の先行馬から人気薄の追い込み馬を買う。ここまで見た2Rがほぼ先行で決まってたので、先行有利の傾向(もしかしたら強い馬に先行が多かっただけかも)は分かっていたんですが、このレースに関しては逃げ・先行が多かったので人気薄の追い込みが決まるかという読み。で、それが見事的中。1点300円の馬連三頭ボックスで34倍の配当となり、初めての払い戻し1万円突破ですよ!!わー。
場外発売の門別メイン『グラスワンダー賞』は外したものの、名古屋のメイン『名古屋チャレンジカップ キューピット賞』も馬連三点ボックスの三頭が1~3着に入る絶好調ぶりで、三連複がないのが惜しまれます。最終はアラブのレースで、一番人気の一本被り。その馬の二着づけでも10倍超のオッズがほとんどという大本命。当然そのオッズを見たら二着づけ総流しを買い足してしまったわけなんですけど、その馬は見事に勝ちましたね。外回って、直線だけで引き離しての楽勝。二着も二番人気が来てガチガチの決着。馬単が1倍台って。たぶん、僕はオペラオーが現役のときに馬単があったら二着づけばかり買う人間だと思いました。トータルで約6,000円くらいの勝ち、最終の二着づけ総流しが余計だったものの、初めて払い戻しで諭吉さんとご対面。
最終の後でも、集合時間までは結構時間があったのでゲーセンへ。名古屋のゲーセンは1プレイ50円、安い。プレイできずに飲まれたけど。運を競馬で使い果たしたのか。
その後、集合して土産屋に。ここは各人のセンスが問われるところ。僕は当然のことながら『浜名湖名産・夜のお菓子 うなぎパイ』を購入したわけで、旅を無理やりピンク色に締めくくったのでした。
というわけで、定番を避けることによってこんなにも有意義な旅ができるわけですね。そう言いながらも帰りの電車で酒飲んで『帰るまでが社員旅行です』とか言ってしまうんですが。
2004/11/9 唐突に旅行記 |
この日記でもおなじみ、投げっぱなしジャーマンのFさんが幹事で名古屋に。手羽先を食い、ミソカツを食い、名古屋港水族館、名古屋城を回るというツアーです。広島で言うと、穴子飯を食い、お好み焼きを食べ、原爆ドーム、厳島神社を回るみたいな感じ。定番中の定番。まあ、大勢で行く場合は定番のほうがいいような気もします。Fさん名幹事。
午後2時、松山発。途中で他の人とも合流。約4時間延々電車に揺られる。これ、飛行機のほうがよかったんじゃ…とは言えません。限りある予算を絞り込んで、なおかつ(ある程度)快適な行程をチョイスしてるわけですから。
午後6時、名古屋着松山以外から来る人と待ち合わせ。まずは手羽先の店へ。行ったのは『世界の山ちゃん』というところ。なにやら芸能人もたくさん来ているらしい。芸能人が来てるのが味の保証にはならないですけど、うまくなけりゃ芸能人もわざわざ来ないでしょうから多少期待していると、とにかくこれでもかと手羽先が出てきます。確かにうまい。うまいのですが、どのくらいうまいのかがさっぱり分かりません。なんでも、もうひとつ有名な店があるらしいのですがそちらは予約取れなかったとのこと。残念。
二次会はなぜかカラオケ。…正直、これは名古屋じゃなくてもできるのでは。カラオケでは出てくるカクテルをアホみたいに飲み干してダウン。店を出るころにはハイになってとにかく何を見ても笑う。もう一人の酔っ払いが自転車を倒しながら歩くのを見て笑う。看板にぶつかって笑う。シャッターに体当たりして笑う。パトカーを見て笑う。そんなこんなで、12時過ぎてたのでピンクの店には行けませんでした。多分行ってたら、とんでもないコが出てきて笑ってたかもしれない。
ホテルに戻るとその反動で、猛烈な吐き気に襲われ眠れず。ほとんどトイレの中で名古屋の夜は過ぎていくのでした。
2004/11/8 カワタカ技研事故記 |
こっちは後部の部品がちょっと浮いただけ。手で押したら戻りました。先方の車も傷はない様子。暗くてよく見えないのでヘッドライトを当ててみると、僕の車の塗料が少し付着しています。これも手でこすると消える。いつもは別のものをこすってますけど、とかそんなことを言ってる場合じゃないのは充分わかってるんですけどね。
とりあえず、上司に電話して対策を検討。夜遅くで連絡できないのでとりあえず名刺でメモを残しておき、翌朝伺うことに。あと、念のため保険業者に電話。直すまでもない、というか直す箇所がないけど。
翌朝、先方を訪問。当該箇所を見てもらうも、『ここに塗料が…』と言わないと分からない。細かい人じゃなくて助かった。ご主人が不在なので、伝えてどうするかを決めるとのこと。ちょっと大げさにしすぎたのかなぁ。でもその場でどうにかしていたとしても、僕の車の色は青だから本気で探したらすぐ見つかりそうな気も。
というわけで、初めての事故が軽微だったのが幸いでした。皆さんも事故には気をつけてください。あと、次の車はどこにでもある色にしようと思った。
2004/11/7 5日のを思い出した |
買う側のメリットとして広告宣伝効果がさかんに言われるけど、広告宣伝費として割りが合わないから経営が苦しくなるのに、持ってるほうも報道するほうも気付かないのか、気付かないふりか知らないけど触れないのは不思議。もはや、スポーツ文化財として自治体も巻き込んで運営するとか、アミューズメント・エンターテイメント産業として単体で利益をあげるとか、オーナー所有という形をとらず複数スポンサーによる出資にするとかしないとどうにもならないと思うんですけど。楽天とかライブドアとかソフトバンクとかはコンテンツとしてのプロ野球を『魅せる』ことについて旧来のオーナー企業よりは期待が持てそうではあります。
人気凋落の一途を辿る日本シリーズの対策としては、アジアカップの開催とか。韓国、台湾、日本の各国シリーズ覇者がアジアカップを争い、ゆくゆくはその覇者がワールドシリーズ出場とか。そういうことを経営体力があるうちにやってほしいと思うわけです。少なくとも、硬式野球に重複して天皇賜杯を下賜してもらおうと言い出すよりはマシ。
2004/11/6 左カーブに右カーブ、真ん中通ってストライク♪ |
まずまっ先に思い浮かぶのが利き手。ふだん使うのと、スポーツに使うのと、それ以外で使う場合、人によっては利き手と違うこともあります。たしかVガンダムのウッソは左でもナイフを投げることができたはず。
僕は野球するとき右投げ左打ち。もともとは右打ちだったのを、以前はそこそこ足が速かったので左打ちに変えたんですけど、よく考えたら左打ちだから出たヒットってあまりなかった気が。というか、ヒット自体あんまり打ってないし、ゴロで内野を抜いたヒットも打ったことないし、内野安打もあまり打った記憶がない。足も瞬発力とかトップスピードの速さというよりはトップスピードに行くまでが早い程度だったので、はたして左打ちにするメリットがあったのかどうか。スイングが滅茶苦茶だった右よりフォームがマシだったくらいかも。今はまた右で打ち始めて、左で楽に打てる球に振り遅れるくらいまでにはなりました。左と右で打ち方違うからしょうがないのかも。左は一本足で、右は落合みたいな(でも、なんか違う)感じ。左投げは鋭意練習中。
右左というと、どうしても保守だの革新だのいうのが頭に浮かびます。確か世界史で習った覚えが。フランスの議会で議長側から見て、右が保守派左が革新派だったことからこう呼びます。書いてて不安になってきたので検索してみたら、フランス革命後の王党派(保守)と共和派(革新)、あるいは革命第二期のジロンド派(保守)とジャコバン派(革新)を指すとのこと。間違ってはいなかったので一安心。ちなみに何でこの文章中では右派を左に書いて、左派を右に書くかというと、議長から見ての右左なので対面から見る人からは左右逆になるからですね。
現代日本だと、右左の軸は天皇制とか国防の考え方とかになって、ふだん僕が書いてるのは右っぽいのかなぁとも思うんですが、そもそもこの右左っていうのも今や対立軸として成り立っていない気もします。せいぜい中道右派と中道左派ぐらいの違い。日本も二大政党はそうなりつつありますし。
あー、予定のオチが使えないとどうにもなりません。
そうそう、この前後輩とやり取りしたメール
後『カワタカさん彼女つくらんの?』
カ『おるよ。写メール送るわ』
後『………右手かよ!!』
カ『愛人もおる(写メール送付)』
後『左手って…それは読めた。足くらいならウケたのに』
カ『あ~、その手があったか。ちなみに息子(写メール送付)』
後『なにこれ?』
カ『稲荷寿司。握りのほうが分かりやすかったかな』
もうダメだ…
2004/11/5 冷やし中華わすれました |
2004/11/4 経営という言葉の意味を問う |
まずは、楽天の参入おめでとうございます&ありがとうございます。読売との関係が多少気になるけど。ライブドアの堀江社長も加入できなかったけどありがとう。あなたがいなければ、ここまで事態は動かなかったはず。ここであきらめるとただの売名行為で終わっちゃうので、クラブチーム作るとかで将来的な加入を目指してほしい。
さて、結局ライブドアは『赤字に耐えうる経営体力がない』(実際には、楽天の加入理由が経営体力ありということでした)と判断されたわけですが、そもそも赤字前提の業界って瀕死じゃないの?それとも、ライブドアのアダルトカテゴリーが悪いのか。オーナーが労組の長を『たかが選手』と公言したり、株式の虚偽申告をするのはオーナー辞めるだけでいいの?どっちが品位のないことだか。経営って億を越える年俸の主力選手を二人もただで放出したり、赤字が40億もあるのに年間4億も一人の選手に払ったり、何十億もつぎ込んで視聴率下がったり、マスコミで球団持ってるのにホームでの特定他球団との試合ばっかり放映したり、会社の本体から見たら持ってるだけで赤字の部署を高値で売る機会を逃して他と合併したり、登板日の観客動員が悪いと言って主力選手を怒らせたくせにホームラン記録のかかった試合で敬遠して地元ファンに帰られたりすることなんですね。数年後に黒字を出す見込みのライブドアがなぜダメだったかがよく分かりません。どうせ5球団にするつもりだったんだから、7球団になったって奇数だということには変わりないと思うんですが。
とりあえず、全球団独立採算にして、放映権料をコミッショナーの一括管理にして、ぜいたく税を導入してペナントやったらカープが黄金時代なのに、と妄想。某元オーナーはこんな自己中心的な妄想が妄想で終わらなかったわけで。
2004/11/3 目指せ日本一(ピンク) |
ラ・ピュセルって何さ?という方に説明すると、岐阜にある日本一ソフトウェアって会社が作ったゲーム。シュミレーションのです。以前、この会社の発売した別のソフトがちょっと気になってたんでピンと来たんですね。会社自体覚えやすい名前ですし。で、パッケージには『日本一の○○』とか書いてあります。これを見て、うまいなぁと思った次第で。
通常、広告等でこの手の言葉は『嘘、大げさ、まぎらわしい』ので使えないんですけど、この会社の場合『日本一(ソフトウェア)の』って意味になるから大丈夫なんですね。そもそも会社名に日本一をつけられるというのが驚きですが。
もっと驚きはユーザーサポートが『AM 9:30~PM 5:30 土日祝日を除く』なことで、非常に羨ましい勤務状態です。
2004/11/2 目を背けたくなる現実 |
毎日部屋に戻ると憂鬱に。
毎日咳が止まらず憂鬱に。
毎日口が血の味で憂鬱に。
毎日イライラして憂鬱に。
それもこれも部屋が片付いていないせいだと気付く。たぶんDr.コパが見たら失神する。
2004/11/1 状況説明と称した言い訳 |
大学時代の友人から電話。なんでも共通の友人が『今度こそ本当に会社辞める』そうで、次の仕事もまだ当てはないとか。つーか、一年位前から辞めるっていってるような気が。そんな話をしてる本人も仕事辞めてたりして、今は学校職員らしい。聞くところによると、女子中学生がたくさんいて楽しそうです。でも、手を出したら条例に触れるので要注意。二人の会話で『新聞に載らないようにしないと…』と同時に言ってしまうあたりが、類は友を呼んでる感じ。
その他の友人の近況とか聞くと、結婚してたり、仕事大変そうだったり、真っ先に辞めそうなヤツが職場になじんでたり、みんな当時とは変わってるんだなぁ、と。広島を離れてもう三年近くになりますから、変わってないほうが変なんですね。
つまり、住む場所以外はほとんど変わってない僕は変ってことです。そりゃ、結婚式の案内も来ません。絶対スピーチでピンクワードを発しそう。
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